気になる彼がいる人は、もっと彼に好かれて、今年こそは彼と付き合いたいと思っているでしょう。
たとえば・・・
たとえば、一般的には、重たい女と認定される言動を避ける……こういうことが挙げられるかと思います。
彼になにかをしてあげるとき、あたしは彼の彼女じゃないからと思って、思わず「**してあげたいんだけど」と、遠慮気味なことを口走ってしまうと、それは「重たい女」になります。
「**してあげたい」ではなくて「**してあげるよ」と言い切ることで、それを聞く相手は気軽に受け止めることができます。
たとえば、「お弁当を作ってあげたいんだけど……」と、「お弁当を作ってあげるから(いついつに取りに来て!)」というような言い回しのちがいですよね。
気持ちはかならず伝わる
ほかにもハウツー的な「彼に好かれるコツ」は、たくさんありますが、もっとも大切なことは「想いはかならず伝わる」ということです。
あなたが彼のことが好きで、彼に会うときはかならずオシャレをしているとか、声のトーンがちょっと上がっているというようなことは、もれなく彼に伝わっています。
いや、伝わっているはずはない、だって彼はあたしのことを友だちか、それ以下くらいにしか見ていないから……ある種の女子はこう思うようで、意中の彼に気持ちが伝わらないとか、意中の彼をどうやって振り向かせるべきか、という悩み相談をいくつもネット上で見かけますが、
あなたの その気持ちは 彼に ちゃんと 伝わっています。
伝わっていないと思うのであれば・・・
それでも、「意中の彼に自分の気持ちが伝わっていない、だって彼、そっけないし」と思うようであれば、それは単純に、彼があなたのことが好きではないということでしょう。
彼にだって選択権はあるので、それはそれでしかたないです。
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でも、想いはかならず伝わるので、彼にそこまで好かれていないけれど、どうにか彼に好かれて付き合いたいと思うのであれば、もっと彼に好かれますようにと願うしかないです。
願っている途中で疑心暗鬼になって、あれこれと悩み、願うことをやめるより、もうとにかく「思いは伝わる」と頭から信じ込んでまっすぐに彼のことを思い続けるしかないでしょう。
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あとのことは時間がどうにかしてくれます。
どうにかしてくれるというのは、晴れて彼と付き合えるようになるということもあれば、どうにもならず彼のことを諦めたらほかの男子が言い寄ってきて、その彼と恋することになったということもあるでしょう。
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意中の彼に好かれようと思えば、まずは重たい女だと認定されないことです。
そして、疑心暗鬼にならず、まっすぐに彼に好かれたいと素直に願うことです。
最近の男子は恋に臆病で……とか、最近の男子は恋心に鈍くて……というような話はよく聞くところですが、最近の男子であれ、昔の男子であれ、男の作られ方にさほどのちがいもないので(女子だって古今東西、おなじように作られているわけで)、その本質のひとつは「想いはかならず伝わる」ということでしょう。
想いはかならず伝わると信じることができるから、わたしたちは正気を保っていられるし、健全な恋ができるってことです。(ひとみしょう/ライター)
(島村遥/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)