あけましておめでとうございます!『妖怪男ウォッチ』ぱぷりこです。年末年始、彼と一緒に過ごす時間が長くなると幸せですが、一方で喧嘩も増えるもの。
1.「私がこれだけ頑張ったのにひどい!」
「彼のために」と思って食事を作ったり、掃除をしたり…。
でも頑張ったのにたいして喜ばれなかったり、逆に「プライバシーの侵害」なんて言われたりすることがあります。
そんな時に出てくるのがこのセリフ、「私がこれだけ頑張ったのにひどい!」
確かに自分の労働時間×想定時給を考えると(コンサル脳)、「コストに対する見返りがゼロ!」と怒りたくなる気持ちはわかります。
でもちょっと待って、事前に彼にニーズを確認しましたか?
もし彼が「して欲しい」と言っていない、もしくは詳細を確認していないなら、それは「いらないサービスの押し売り」でしかありません。
ファーストフード店で、頼んでいないポテトLサイズに「300円もらいます」と言われたら「いらない!」となりますよね。
ここで店員が「頑張ったのにひどい!」と怒り出すようなものです。理不尽極まりないですね。同類のセリフとしては「喜ぶと思ったから、こうしたのに!」があります。
2.「私のこと、そんなに考えてくれないよね」
ちょっと気分が落ち込んだから慰めてもらいたくて話しかけたら「今は疲れてる」と言われた時などに出てくるこのセリフ。
これを言われた彼は「え、自分の状態を言っただけなのになんで!?」とメンタル豆鉄砲を食らいます。
女子側にはれっきとした論理があります。「自分はいつも相手が疲れてる時は気を使って、お茶を入れたりしてあげてる」→「自分のやりたいことを我慢してやってあげてる」→「なのに私が疲れてる時には何もしてくれないで、自分の都合を優先する」→「ずるい!」
でもちょっと待って、「私は疲れてる時に気を使ってあげてるから、自分にも同じようにしてほしい」という願望、相手に伝えましたか?
そもそも「自分は疲れてるから慰めてほしい」って、ちゃんと彼に言いました?
自分がどういう状態か、何が望みかを知らせずに「自分が提供するのと同じサービスを提供してほしい」と思うのは「自分が欲しいサービスを読心術で読んで提供しろ」というのと同じです。ファーストフード店で「私の欲しいセットを出して。
言わないけど、私がいつも頼んでるメニューから推測できるでしょ」という客がいたら、間違いなくモンスタークレーマーです。それで間違ったものを出そうものなら「私のこと、そんなに考えてくれない」とくる。
こんなお客さんがいたら「面倒くさい!」の一言で終わりですね。相手もそう思っている可能性があります。
3.「好きだったら普通〇〇するよね?」
〇〇には何を入れても構いません。皿を洗う、肩を揉む、ミカンの皮をむいてくれる、疲れた自分の足を揉んでくれる、指輪を買う、プロポーズする……。
とにかく「自分は普通だと思ってるしやってきた」ことが入ります。
でもちょっと待って、この「普通」って彼と共有してる「普通」ですか?
もし「自分基準」だとするなら、彼にとっては「まったく予想外」のことかもしれません。
ファーストフード店で「このバーガーを頼んだら、普通セットはウーロン茶にするよね?コーラとか私のカロリー考えてるの?信じられない!」という客がいたら、「これがうちのウーロン茶だよ!」と叫んで塩をまきたくなりますよね。
自分の「普通」は世間の「普通」ではない、ということを理解しましょう。
ちなみに「ミカンの皮って誰かがむいてくれるんじゃないの?」と真顔で問いかけられたことがありますが、私はそのような貴族の出ではないので、この「普通」は理解できなかった。
結論:彼氏はエスパーじゃない。人類なら口を使って話せ
上記3つのうち1つでも1か月に1回以上言っているなら、愛情押し売り女子だと思っていいでしょう。
この手のセリフをよく言う女子は常に「自分のサービスに対する対価」を期待しています。
これは、健全なパートナーたちが行う「お互いに助け合う」というのと似ているようで違います。
なぜなら「自分が行うサービス」を過大評価し、相手に同様のサービスを期待しているから。
そして、相手のニーズを聞いてもいないし、自分のニーズを相手にも伝えていません。なのに、自分の期待している対価が返ってこないから「不公平」だと怒る。モンスタークレーマー、ブラック企業と同じです。
彼氏はエスパーではありません。人類ならば自分の口を使って話し合いましょう。
彼が何をして欲しいのか、自分が何をして欲しいのかを、事前にちゃんと摺り合わせしましょう。いらっとしたら、指差し確認!
– 自分のして欲しいことを話したか
– 相手にニーズをヒアリングしたか
ぱぷりこでした。(ぱぷりこ/ライター)