愛情表現がきわめて濃い女子のことを「重い女」と男子たちは言います。
重たい女子が生まれる2つの理由
女子の愛情が濃く、重たくなる理由は2つあるように感じます。
ひとつは、母性本能がはたらきすぎているから。
女子って高校を出たばかりであっても、どういうわけか、彼氏に「これをしてあげなくっちゃ」「あれもしてあげなくっちゃ」と思う人がいます。高校でそんなこと、習ってこなかったにもかかわらず。
おそらくそれは、母性「本能」なのでしょう。
ふたつめは、女子の多くは女帝的な思考の持ち主だから。
わがままというのとはちがうと思いますが、あたしは彼氏より上とか、彼氏はあたしの言うことを聞いて当然とか、そういう考え方がないことはないでしょう。
それをこじらせて、「彼氏をコントロールしたがる」みたいになってしまうこともあるわけです。
ちなみに恋愛上手な男子は、女子の持つ「女帝的なところ」をうまくピックアップして、女子をちやほやするのがうまいものです。だからそれに引っかかってしまう女子もたくさん出てきます。
でも、女子の持つ母性本能や女帝的な思想が悪いということでもありません。
結果的に「いいこと」
「かかぁ天下」と言われる家庭がたくさんあり、そういう家庭のほうがうまく回っている……こういうことを言っている人はたくさんいます。
ということは、母性本能や女帝的な思想は、結果的に「いいこと」なのでしょう。
だから彼に、「重い女」と言われている女子は、なにも自分を反省して、どうすれば重くない女になれるのか?なんて、悩まなくてもいいものです。
とはいえ、重たい女であることを悩んでいる女子もいるでしょうから、重たい女から卒業するちょっとしたコツも併せてご紹介しておきましょうか。
「○○してもいい?」ではなく「お弁当を作ってあげる」と言い切る
「○○君のためにお弁当を作ってもいい?」と彼に聞く……「日曜日ってなにをしている?」と彼に聞く……重い女子の言い回しってこういうものでしょう。
「○○してもいい?」ではなく「○○してあげる」と言い切る。「お弁当作ってもいい?」ではなく「お弁当を作ってあげる」と言い切る。
「日曜日なにをしてるの?」ではなく「日曜日○○君がひまなら、○○君の家に遊びに行くから」と言い切る。
これだけで、彼氏が受ける印象はまったく変わってきます。
営業トークとおなじことです
たとえば家電量販店に行って、店員さんに「この商品、よかったら買いませんか?」と何回も言われたら、客としてイヤでしょう?
そうではなくて「この商品を買ってください」と言い切られたら、「次」を聞きたくなりますよね。思わず「どうしてあたしが買わないといけないの?」と思いますよね。
つまり、言い切ることで風通しのいい会話が生まれるということです。
「○○してもいい?」と聞かされた人は、そのあとに「イエスかノー」しか答えづらいでしょう。
彼のノーが続くから、女子は何回も「○○してもいい?」と聞かざるをえず、何回も「○○してもいい?」と聞かされ、彼はそのうちイヤになって「重い女」だと思う。
女子の「言い切り」を、じつは待っている男たち
「○○してもいい?」ではなく「○○してあげるから」「わたしは○○したい」……言い切る勇気があれば、重たい女という印象を避けることができます。
女子は誰だって「母なる大地」です。「父なる大地」という言葉なんて聞いたことがないですよね?
男の本質はふらふらしているものです。
ふらふらしているからこそ、女子が言い切ってくれると安心するのです。
「○○してもいい?」と、ふらふらしている男子に聞いても、ふらふらしているがゆえに答えが出ないから、重たい女と思われます。(ひとみしょう/ライター)