こんにちは!恋愛カウンセラー/占い師のあやかです。
今回はこちらの18歳高校生から寄せられたご相談についてお答えしていきます。
「別れることが怖くてお付き合いに踏み出せません。私には現在とても仲のいい男友達がいます。クリスマスも彼と過ごすつもりです。お互いに好意があることは伝えています。
付き合おうかどうか何度も話しましたが、「別れるのが怖い、今の関係が崩れたら嫌だ」「付き合ってから態度が変わってしまったら嫌だ」「お互いに異性の友達が多いから付き合ったら気疲れするだろう」という理由で結局付き合わずにいます。友達以上恋人未満のような関係です。
いちばん大きいのは「別れるのが怖い」という感情です。一度すごく好きになった人を嫌いになるなんて、こんな悲しい思いはしたくないです。」
出会いと別れは付き物。
確かに、大好きだからと言って、必ず恋が成就するわけではないかもしれません。
ではそんな不安定な「好き」「大切にしていきたい」という気持ちをお互い成長させていくためには、どうすべきなのでしょうか?
一緒に考えていきましょう!
そもそも何が怖い?
2人はきっと”ずっと仲良くやっていきたい”という気持ちが強いのでしょうね。
過去の恋愛で、喧嘩して別れたり、険悪なムードになってしまったりしたことがあったのかもしれません。
失敗して、お互いを大切に想う気持ちを失いたくないのでしょうね。
でもそれって実は、相手を本気で幸せにしたい、というより、自分が失敗して傷つきたくないという、守りの状態なのです。
相手を傷つけないようにする行動って、相手を思っているようで、実は自分の心を守っている行動。
それってなんだか寂しくありませんか?
どうせなら、”嫌われない方法”を考えて身を引くより、”相手をもっと好きになる方法”を考えて進みたいですよね。
相手をもっと好きになる方法って?
それは何でも話し、聞き入れ、受け止め合うことです。
付き合って、相手のことが好きで、心配でたまらなくなってくると、どうしてもその感情がストレートに相手に向かってしまいます。
一方的に不安を押し付けると、相手に不快感を与えたり、気持ちのすれ違いが起きてしまいがち。
だからこそ、”伝える”ことと”聞く”ことは、しっかりバランスをとっていくことが大切なのです。
「あ、そんなふうに考えてたんだ!」と、喧嘩をしても、相手の想いを冷静に受け止めることができれば、それは信頼や、愛情に進化していきます。
ただ言い合い、主張しあう喧嘩は、確かに不安のもとになってしまいますが、お互いの想いを「交換」することができれば、それは2人の絆となり得るのです。
短所や不安の理由を見つめて
「お互いに異性の友達が多いから付き合ったら気疲れするだろう」
と、相談者さんと彼は心配しているようですが、異性の友達との関係や、なぜそのお友達とコミュニケーションをとるのか、それを知ろうとしていますか?
不安なことって、これ以上に不安要素を増やしたくないから、頭ごなしに決めつけて、あまり触れないことが多いのですが、あえてその理由を追求してみるとよいでしょう。
例えば、彼が女友達が多いのが「さみしい」が理由だとしたら、あなたがその分彼の話を聞いて、その分はカバーすることはできますよね。
あなたがいれば、異性の友達はそんなに必要ないのかもしれません。
理由がわかれば、それぞれの短所や不安も、それぞれにカバーしたり、理解ができるから、許せたりするようになります。
お互いにお互いの心を”知ろう”とすることが、最大の安心となり、理解となり、愛情へと進化していくはずです☆(あやか/ライター)
(柳内良仁/カメラマン)