こんにちは、恋愛心理カウンセラーの木田真也です。
突然ですがあなたは今の恋人に言いたいことはないでしょうか?
もちろん、全くない、という方は問題ありません。
今回のお話は参考にならないでしょう。
しかし、いろいろ言いたいことがある、と思う方ならきっと役に立つはずです。
きっとあなたは言いたいことがあるけど仲の良い関係を保ちたいから何も言えないのではないでしょうか?
そんなあなたに今回は言いたいことをいいつつも、仲の良い関係を保つ方法についてお話していきます。
1.ダメ出しはNG
ダメ出しはNGです。
ダメ出しとは、○○して!、○○はやめて!といったもので、彼自身をあなたの思うとおりにコントロールしようとしたニュアンスのものを指します。
多くの男性は自分をコントロールしようとする人に対して嫌悪感を抱き、怒りを感じる傾向があります。
なので彼をコントロールするダメ出しは絶対にやってはいけないのです。
それにもかかわらずダメ出しを続けていると、プライドが傷つき、あなたを大事にするエネルギーがどんどん減ってしまいます。
その結果あなたとケンカになったり、ぞんざいに扱ったりするようになるでしょう。
2.自分をどう扱えばいいか説明する
一方的に彼をコントロールしようとするのではなく、基本は「自分はこういう人間だからこんなふうに扱ってください」といった自分の取り扱いを説明することです。
たとえば「私は○○してもらえると嬉しい」「私は○○は好きじゃないからやめてほしい」
といったようなものです。
「気持ち」+「してほしい行動」を言葉にすると伝わりやすいでしょう。
3.してもらったら感謝する
彼に言いたいことを言って、理解してもらったり、行動に示してくれたら感謝を必ずしましょう。
たとえば連絡をくれない彼が、連絡をくれたとき、「連絡くれてありがとう!すごくうれしい!!」といったようにです。
あなたがハッキリと喜びを表現することで、彼も「この行動は彼女を喜ばせることになる」とハッキリ認識するでしょう。
またあなたがほめることで彼の自尊心も上がり、その行動が強化されます。
これを心理学では条件付けというのですが、なんども繰り返せば繰り返すほど、その行動は自然なものになっていくのです。
4.間接的に伝える方法も……
とは言っても、注意しずらいこともあるでしょう。たとえば、後輩に向かって偉そうにしている彼がいるとします。
それについて先ほどお伝えした通りに直接、改めてほしいことを気持ちをプラスして伝えたとしても空気が微妙になるかもしれません。
そんなときは間接的に伝える方法がいいです。たとえば、TVで似たような行動をとっている人がいた時に、すぐに、「私こういう人苦手」とか、「思いやりがたりない」とか。
そうやって彼の前で彼ではない第三者に向けて指摘をすることが有効です。その場合は彼も嫌な気持ちはしませんし、彼自身、気を付けるようになるはずですよ。
おわりに
あなたが一方的に我慢し、言いたいことをため込むと精神的に良くありません。ためすぎていつか爆発してしまうかもしれません。それでは残念ですよね。
そんなことにならないためにも、お互い良い関係を築くためにもちゃんと思うところを伝えることは大切です。参考になさってくださいね。(木田真也/ライター)
(長谷川万射/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)