ある日突然、彼の前で手料理を振る舞う機会がやってきたら……上手にできる自信はありますか?
調理師免許とソムリエ資格を所持している筆者が解説します。
1.色が沢山使ってある
例えば、生姜焼き、煮物、納豆、お味噌汁……といった和食の組み合わせはとても美味しいのですが、色合いが「ほぼ茶色」の組み合わせになってしまいます。
なるべく多くの色を使うことを意識すると、見た目からして料理上手に見せることが出来ます。
緑と赤、黄色と紫など補色を意識して組み合わせるとろより引き立ちますよ。
2.薬味やお醤油を色々用意してみる
ただの素麺やうどんでも、薬味が「ごま」「ねぎ」「海苔」「梅干し」「シソ」「錦糸卵」などズラッと並べるだけで妙に豪華に見えます。
お刺身を出すのにも、醤油を3種類くらい用意して味を比べられるようにしたり、ごま油やポン酢で食べるのも面白がってもらえるでしょう。
日本古来の調味料で「煎り酒」というものがありますが、日本酒に梅干しを入れて煮詰めたもの。白身魚などにとても良く合います。
料理そのものはシンプルにして自分で味付けして仕上げるスタイルは彼好みの味付けを探れる効果もあるので、あまりお金をかけずにできるテクニックです。
3.少ない材料でいろいろ作れる
限られた材料で何品も作れる女子は間違いなくポイントが高いです。
練習が必要ですが、スーパーで丸ごとの大根やキャベツを買ってきて、「使いきりレシピ」を練習するのは料理上手の近道。
例えば、野菜が大根しかなくても大根サラダ、煮物、焼肉のタレで味付けて大根ステーキ、から揚げ粉を揚げて唐揚げにすれば殆ど材料要らずで4品が完成します。
実際にはそんなに地味な料理を作る必要はありませんが、これを別々の機会に披露すれば1つの食材でいろいろ作れるんだなと男性は感動します。
また、もやしやキャベツ、豚バラなど安い食材で何品も作れるようになると家庭的で料理上手な女性に見えます。
練習しておくといざというときに焦りませんし、包丁使いも上達します。
落ち着いて、自然体で調理する姿には、料理上手なオーラが漂います。
4.食卓で仕上げ演出をする
料理は、ちょっとしたテクニックで凄腕に見せることができます。
パスタの仕上げに粉チーズをかけて出すのではなく、塊のパルミジャーノチーズをすり下ろして仕上げたり、サラダのドレッシングを別の容器に入れて目の前でかけて混ぜるとお店のような演出に。
塊のチーズは、割ってそのままおつまみとして食べても美味しいのでいろいろ使えますよ。
おわりに
いかがでしたか?
彼の家で初めての手料理、という構えたシチュエーションではなくても、バーベキューや他の家でのホームパーティーなどでも腕前を披露する機会は案外訪れるもの。
上記のポイントを覚えておくと、いざというときに役立つかもしれません。ぜひ頭の片隅に留めておいてくださいね!(上岡史奈/ライター)