1.大人であること
洋の東西を問わず、古くより不倫は貴族の遊びです。そのための大前提は男性も女性側も独立した一人の「大人」であることです。
「恋をしなさい。好きと言えないなんてケチな根性よ」(宇野千代、1897-1996)
大正から平成にかけて活躍した女流小説家、宇野千代さんの言葉です。多才で多くの著名人との恋愛遍歴があることでも知られています。
大人であることの意味は多様ですが、男女限らず好きなものを好きだと言えることも大人の条件だと言えるでしょうし、言っていいことといけないことの区別がつくのも大人の条件でしょう。
2.経済力があること
また、大人であることの必須条件として、経済的な余裕があげられます。一般的に愛人を囲うような男性は、会社の社長や資産家などをイメージしてしまいがちですが、決して大金持ちでなくても大丈夫です。
経済力の乏しい不倫相手では、母親役をすることにもなりかねません。
人生の楽しみを感じられる程度の適度なお金の余裕がある男性が不倫相手に向いています。
それはデートのときの食事の楽しみにも現れますよ。
3.美味しいものを知っていること
人どうしの最大の共通項は食に関することです。人は美味しいものを知っている人のところに集まる習性があります。そんな男性の回りにはより多くの人間が集うので、仕事での信頼も厚いでしょう。
男女関係では「おいしいものが好きな人間というのは粘膜の感度がいいんだな。ゆえにセックスの感度もよく、その分、行為に対しても貪欲になる」(島地勝彦、1941−)と言い放つ編集者もいます。ウソだと思ったら一度試してみてはいかがでしょう?
4.デートの戦略に長けていること
大人で、経済的に余裕があり、美味しいものを知っている男性は女性が思い描くデートを楽しむことが出来る男性と見ていいでしょう。私たちがこれまでさんざん痛い目にあっているのうに、毎回同じデートでは飽きてしまいますし、いつもサプライズ続きでも疲れてしまいます。
デキる男とはすなわち、デートの組み立て方がうまく、食事やベッドまでの過程を楽しむことができる男のことなのです。
5.プライベートに立ち入ってこないこと
大人同士が不倫の恋をしている以上は、お互いのプライベートは侵さない心構えが重要です。彼にとっては家族や子ども、自分にとっては仕事や次の彼氏のことなどです。これらのことをぺらぺら喋ったり、根掘り葉掘り聞いてきたりする男性は自分に自信がない証拠。深入りせずにさっさと別れましょう。
6.いい加減な男であること
いま「いい加減な男」の見出しを見て「だらしない男」という意味しか頭に浮かばなかったアナタ。もう少し頭を柔らかくして考えてみましょう。
そうです。「いい加減」には「いい湯加減」「いい塩梅」という意味もありますよね。恋愛や人生にも二通りの意味があるのかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたか。不倫の恋も恋は恋。熱すぎず冷たすぎず、塩っぱすぎず甘すぎない「イイ男」があなたの前に現れますように。
(沖合はるか/ハウコレ)
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