やはり女性なら、ロマンチックで一生忘れられないような告白をしてもらいたいですよね。
だって、素敵な告白って付き合ったあとも折にふれて思い出しますし、それこそ付き合っていて辛いことがあったときとかも、「あんなに素敵な告白をしてくれたな」と思い出して頑張ることができたりますものね。
ですが、こういった理想的な告白を今ドキの男性に求めるのは少し酷かもしれません。なにせ自分からまともに女性に対してアプローチできない男性も増えている以上、どんな形であれ告白をしてくれた時点で、彼らとしては精一杯なのでしょうから。
気に入らない告白でも後でカレに「そういえばあなたの告白、ヒドかったよね(笑)」なんていじわるなことを言わないであげてくださいよ?
ということで今回は、女性の方々と一緒に「ロマンに欠けても、我慢するしかないよね(笑)な告白」について考えてみました。
1.「好きかも」
「私のカレは私にコクるとき、『好きかも』って言った。あの謎な『かも』は忘れない(笑)。でもまあ、それつついたらかわいそうだから黙ってるけどね」(大学生/22歳)
「好きだ!」と断言できないあたり、今ドキっぽいですよね。まさしく「かも」ってなに?という感じですが、もちろんきちんとその男子はあなたのことをきちんと大好きなはず。ただ言葉にすると恥ずかしくて、こうやって少しぼかしてしまうだけですよ。
2.LINE
「LINEで告白って、かなりナイよね……。まあ、OKしたけど……」(専門学生/20歳)
昔だったら、「え〜、メールで告白!? 信じられない〜」なんて女性の間でうわさになったりしたものです。LINEなんて、メールよりもヒドい感じがしてしまうのは私だけでしょうか?
けれども、今の人にとってはLINE=メールでしょうから、直接言う勇気のない男子が取る手段としては、同じなのかもしれません。
3.酔った勢いで
「酔って告白ってかなり最悪なパターンだよね。『本気で好きなの?』って真剣に不安になっちゃうし、なんかからかわれてる気すらする」(営業/24歳)
これも若干マナー違反ですよね。真剣な話をするときにお酒は厳禁。ですが、こうでもしないと告白なんてとてもできない!という男性もいるのも事実。直接言ってくれるだけ、マシですかね……。
4.歩きつつさりげなく
「ちゃんとお店とかで告白してくれたらいいのにって思うけど、まあデートの最後に駅まで歩いてる途中とかに告白してくれても、一応直接言ってくれてるし、アリかなって感じです」(営業/25歳)
これは多分、その男子は本当はデートの途中で告白しようと思ってたんだと思いますよ。それこそ、夕食のタイミングとかで。
だけど、勇気がでなかったのでしょうね。向い合って言うよりも、隣で歩きながらのほうが顔を見ずに言えるのでラクなんでしょう。
おわりに
冒頭でも書いたように、今の男子には告白自体がかなりのハードル。
女性としてはなかなかかなしい時代ですけど、現実は受け止めて、私たちの「理想の告白」は胸の中に閉まって、高すぎる期待はしないでおくのがいいかもしれませんね。(吉沢みう/ライター)
(長谷川万射/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)