みなさんは、「女性語」を使うことはありますか?
小説や漫画の中では女性の登場人物が「〜だわ」といったような話し方をしていますよね。これが女性語です。
最近は、「〜じゃん」や「〜だよね」といったユニセックスな言葉遣いが普通になってきていますし、女性語というのは差別的だということで、ますますこの言葉は廃れていくのかもしれません。
ですが、女性語を話す女性はやはり魅力的ですし、男性に対しても効果テキメンであるのも事実。とはいえ、あまりに露骨な女性語を使うと、少し不自然になってしまうので加減が必要。
ということで今回は、男性の方々に「たまに使われるとグッとくる女性語」についてアンケートを行ってみました。
1.「わたし」
「一人称が、『あたし』じゃなくてしっかりと『わたし』とかだと、さりげなく印象いいよね。一人称が自分の下の名前だと例外なく子供っぽい」(ホテル/26歳)
たしかに「あたし」を使う女性は多いですが、言われてみれば少し子供らしさが残る表現。
仕事などでは、「あたし」ではなくて「わたし」を使うように言われることが多いと思いますが、それはこのためでしょうね。
これならすぐに使いはじめられますし、ずっと使ってもまったく不自然ではありませんね。
2.「好きよ」
「たまに彼女が、『好きよ』って言ってくるのがたまらない。なんか風情があって、すごくいい」(公務員/25歳)
語尾を「よ」にしてみるのもいいかもしれません。「〜だよ」ではなく「〜よ」なので注意です。「嫌よ」や「そうよ」なんて自然に使えたら、かなりイイオンナな感じがしますよね。
3.「かしら」
「『〜かしら』ってのもギリいけると思う。さりげなくなら。独り言とかで、ぜひ」(フリーランス/25歳)
これは結構強い女性語ですね。ですのでこの男性のアドバイス通り、本当にさりげないタイミングで、男性に聞こえるか聞こえないくらいの独り言にまぶすような形で使うのがベストかもしれません。
4.「あら」
「なにかで驚いたりしたとき、『うわー』とかだと男子っぽいから『あら……』とかいいよね」(大学生/22歳)
また同様の場面で「いやーん」と言ってみるのもとてもかわいいと思います。たしかに「うわー」や「やばー」などは、品がない感じがしてしまいますね。
5.「だぁめ」
「『やぁだ』とか『だぁめ』とかみたいに、小さい『あ』を入れて話すと、いい意味で女性らしさが出て上品に感じる」(営業/27歳)
いじわるなことを言ってきた男性をたしなめるときに、こういう言い方をするとキツくなりませんし、「嫌よ嫌よも好きのうち」という感じが伝わって男性にも好感触なはずです。
知り合いの男性からイジられたりしたときなどに、ぜひ使ってみましょう。
おわりに
話し方というのは、その人の人間性をあらわすもののひとつ。ファッションやメイク、髪型と同じくらい大事なものと考えてもいいかもしれませんね。
背伸びをする必要はないですが、せめて「あいつの話し方って、下品だよな」なんて言われてしまうことがないようにしましょうね。(吉沢みう/ライター)
(下薗なおこ/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)