ハロウィンで子供がよく言うトリック・オア・トリート!(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)なら、悪さをしようとする意図もわかりやすくて微笑ましい。
でも大人の男子の中には、裏切ろうとかだまそうとかいう意図を隠して優しく接してくるような人がいるよね。最初は優しいからいい人だと思ってたのに、最後には結局裏切られるという悲しい経験をしている女子も少なくないんだ。
そんな目に遭わないようにするためには一体どうしたらいいんだろう。今日は、女子を裏切ろうとしている男子の特徴をチェックしていこう。
1.悪そうじゃない
悪い人は悪い顔してやってこない。いい人っぽい、信頼できそうな男子のほうが実は腹黒かったりするよ。
裏切るような人がこの中に混ざっているかもしれない……と思いながら長期的に相手を観察するのが大事だね。
最初から相手を裏切ろうとしている人(詐欺師的な人)はいい人と思われようとするので、関わりを密にとろうとしたり、とても親切だったり、気遣いができたり、話術に長けていたり……
そして、俺は君の味方だよ!のような態度で近づいてくるんだ。
またこの手の人はコミュニケーション能力も長けているので相手によって言葉遣いを変えることもできる。いい人に見せるのが上手だからついつい惹かれてしまうんだね。
2.イケメンじゃない
見た目もものすごくイケメンというタイプよりも、ちょっと親しみをもてるようなタイプのほうが危険。よくニュースなどでも、「ん?なんでこの人に貢ぐの?」と思ってしまうような相手に詐欺にあってしまっている事件があるよね。
それがイケメンだったら「私じゃ無理だ」って思うからわざわざ貢ごうとはしないけど、この人ならちょっと頑張れば私でも振り向いてもらえそう……位のラインの人なら「もしかすると……」とうっかり貢いじゃう。
こんな人が裏切るはずがない!と思う人、どちらかというと庶民的な人のほうが、相手の信頼を得やすいので、結果だまされやすくなっちゃうんだね。
3.同じ話が微妙にずれる
前にも聞いたことがある同じ話をしているはずなのに、その話の内容が微妙にずれてくる男子には要注意。嘘っていうのは、1回だけなら意外とバレにくいって知ってるかな。
普段から隠し事もなく正直に振る舞っている人がたまたま1回ついた嘘なんて、誰にも悟られないまま墓まで持って行けたりするし。
バレやすいのは、何度も嘘をつく場合。違う嘘をいっぱい言う場合もあるし、同じ嘘を繰り返し言う場合もある。同じ嘘をつけばいいなら簡単だと思うかもしれないけど違うよ。
確固とした実体験に基づかない作り事だから時が経つにつれて記憶はあやふやになり、細かいディテールが微妙にずれてきて相手から怪しまれちゃうんだね。
4.信用を押しつける
「信用してくれないんだったらいいよ」「信用してくれないんだ、悲しいな」とかって自分から言ってくるような男子も怪しさ満点。あなたのことを好きな彼、あなたと一緒で幸せな彼……
そんな、あなたにとって望ましい彼の有り様を人質にとって、彼はあなたに信用を強制しているんだね。彼に嫌われたくない、彼を悲しませたくないと思えば、彼の言うことが信用できないにもかかわらず「信じる」と言わざるをえない。
彼はなぜそういう卑怯な手を使うのかというと、正攻法ではあなたに信じてもらえないとわかっているから。彼は、自分があなたをだまそうとしていることを十分に自覚しているんだね。
羽林由鶴さんからのメッセージ
女子を裏切ろうとする男子の特徴がわかってきたかな。このような場合があるという知識を頭の中に入れておくのが、だまされにくくなるコツだよ。
自分はだまされないと思い込まず、むしろだまされる事はあるかもしれないと思っている事で予防ができるんだね。
腕に覚えのある人は相手の嘘を見抜いてやろうっていう気になるかもしれないけど、むしろ逆手に取られて手ひどくだまされることもあるから注意しよう。
悪さをしようとしてくる相手にはまともに取り合うのではなく右から左へ受け流して知らん顔しておこうね。(羽林由鶴/ライター)