一人っ子が多い今、長男と長女同士で付き合うケースは多いと思います。
しかし、甘えベタでうまく本音を言い合えなかったり親に交際を反対されたりすることもあるのが長男長女同士の恋愛です。
今回は長男、長女である20代〜30代男女に「長男✕長女で付き合って失敗した例」についてアンケートを行いました。
1.親に反対された
「彼女の親が片親だということに親が反対して、付き合いを認めてくれませんでした。」(24歳/男性/エネルギー関係)
長男というのは1人目の子供なので親から過剰に期待されて育っている人が多いです。
そのため、交際相手や結婚相手に対しての要求もやたら高いことも。
長男、長女と付き合う前には「ご両親ってどんな人?細かい?」とさりげなく聞いておいた方が良いかもしれませんね。
2.お互いに我慢しすぎてしまった
「元カレとは2年くらい付き合っても、結局他人みたいな感じであんまり本音が言えませんでした。
たぶん結婚してもずっとよそよそしいままだったと思います。」(23歳/女性/保育関係)
「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われて育ってきた長男、長女は自分の気持ちを抑えることに慣れてしまっています。
本音を出したくても出せなかったり、甘えたい時期に甘えられなかった習慣は大人になってもそうそう変わるものではありません。
3.自分より親を優先された
「私が風邪で寝込んでいたのに、彼は実家に帰る予定を優先して帰省しちゃったから別れました。」(21歳/女性/大学生)
単純にマザコン、ファザコンというのとはまた少し違って「親に逆らってはいけない」「親の言うことを聞かないといけない」という刷り込みが強いのが長男、長女に多いと気質といえます。
彼が親とどんなつきあい方をしているのか、さり気なく見てみる必要がありそうです。
4.だらしない部分が許せない
「彼があまりにも片付けられない男で、私の家を散らかされるのが無理で別れました。」(26歳/女性/美容関係)
「何でも親に甘えすぎて、大人なのに親に服を買ってもらったりと考えが甘すぎるところがイヤで無理でした。」(33歳/男性/食品関係)
長男、長女は親に厳しくしつけられるか甘やかされて自分では何もしないかどちらか極端になる傾向が強いようです。
このあたりのバランス感覚が違いすぎるとぶつかってしまうことが多くなりそうですね。
中間子や末っ子に比べて長男、長女は融通が効かないこともあるので、喧嘩になるとお互いに引けなくなってしまうようです。
おわりに
知っておくと避けられる恋愛トラブルって多いんです。
もちろん100%の人に当てはまるわけではありませんが、長男、長女ってこんな気質があるんだなと頭の片隅にでも置いておくと、無用な喧嘩も避けられるかもしれません。
責任感が強かったり、親思いだったりして良い部分も多い長男✕長女の恋愛ですから、もし彼の気持ちが分からなくなったりしてしまって「この人何でこうなのかな…」と思ったときにでも上記のポイントを思い出してもらえると幸いです。(上岡史奈/ライター)
(下薗なおこ/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)