こんにちは。ライターの福嶺美優です。今回は、22歳社会人の方からこんなご相談が寄せられました。
「2か月前に、3年間付き合った彼氏と別れました。遠距離になりなかなか会えない日々が続き、愛情か馴れかわからなくなり別れを考えていたとき、近くで他に気になる人ができました。
彼氏には『まだ結婚まで考えられない』『努力して休みを合わせてまで会いたいと思わない』と言われ、別れました。しかし他の男性を元カレ以上に好きだと思えず、復縁を考えています。
そのために冷却期間は必要ですか?やり直せたとしても今後うまくいくのかと不安もあります。元カレを忘れるにはどうしたらいいですか?」
長年付き合っていると、だんだんと気持ちが落ち着いてきて、恋愛感情なのか慣れなのか分からなくなることはありますよね。しかし離れて初めて気づくことも多いもの。
しかし元カレとヨリを戻す前に、もう一度彼への気持ちを一緒に考えてみましょう。
「思い出は美化される」
思い出と言うのは美化されてしまうもの。ご相談者様の文章から、2人は別れ話の際に「結婚」のワードまで出る程、将来を意識して付き合っていたのではないでしょうか。
結婚を意識したお付き合いだったならば相手のことが忘れられないのもごく自然なことです。
しかしそれだけお互い意識して付き合っていたのに別れたというのは、それなりの理由があってのことだと思います。
今は寂しかったり思い出が美化されてしまったりして、幸せな時間ばかり思い出されて、以前の関係に戻りたいと思っているのかも。
「別れた理由を書きだして整理してみる」
ヨリを戻したいかどうかを考える前に、まずなぜ別れたのかを整理して書き出してみましょう。
書き出してみて、原因が些細なことだったり、それを我慢してでもやはりヨリを戻したいと思ったりしたのなら、相手にその気持ちを素直に伝えるべきだと思います。
冷却期間を置くべきかと相談にはありましたが、冷却期間を置いてしまうと、向こうも忘れようとして気持ちがだんだん過去のものになってしまう危険性も。
ヨリを戻したいと伝えるならば早いほうが良いのではないでしょうか。
「復縁後うまくいくかどうかは自分次第」
しかし実際にヨリを戻すとなると、信頼関係を再構築する必要もあり、これまで以上に付き合っていくことは大変なのかも。そのため復縁後うまくいくかどうかは、2人の努力次第だと思います。
しかしながら別れ話の際の彼の発言を見ると、彼は今、あまり将来のことまで具体的に考えられていないよう。早く結婚したい、頻繁に会いたいと思っても、我慢しなければいけない付き合いが続いてしまうかもしれません。
それでも彼と一緒にいたいと思うのなら、もう一度トライしてみても良いのでは。
人生は一度きり。未練と言うのは、持ち続けていると、どんどん大きくなってしまうもの。
気持ちに決着をつけるためにも、彼に今の自分の気持ちを、まずは率直に告げるべきだと思います。
やらないで後悔するより、やってみて駄目だったときの方が、思い切りがつくのではないでしょうか。
もしヨリを戻してうまくいかなくても、思いっきり「あーもう無理!」と思う位までとことん付き合ってみることで、相手への未練もなくなるのかも。
ぜひ参考にしてみてください。
(福嶺美優/ライター)
(前田希美/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)