皆さんは最近、星を眺めていますか。都会は街明かりが強く、空を見上げても星なんて見えない、なんてよく言いますよね。そんな時には、プラネタリウムなんていかがでしょうか。ここ最近はデートスポットとしても人気で、静かにムードに浸れると話題。ナレーションや演出に凝っているところもありますね。そんなプラネタリウムの楽しみ方を、12星座別に見て行きましょう。
○火のエレメンツ(牡羊座・獅子座・射手座)
好奇心が爆発気味の火のエレメンツ。牡羊座はそもそもじっとしていることが苦手です。始まる前の明るい状況でさえ興奮したり、暗くなるとまたそのことを隣の人に話し始めたり。ある意味、子供のように楽しみます。獅子座はワクワクドキドキが大好き。星の物語にあこがれを抱きながら眺めています。ただ、変に見えっ張りなので「この話聞いたことがある」と言って、知ったかぶりをするところも。射手座は好奇心が強いのですが、その興味の方向性が星空とは別に向かうことがあります。投影機の動き方や、ナレーションの読み上げなど、他の人は気にしないところをずっと見ていそうです。
○地のエレメンツ(牡牛座・乙女座・山羊座)
星が降り注ぐ地のエレメンツ。プラネタリウムのような落ち着いた空間は、牡牛座にとって眠くなるための最適な場所です。興味が無いわけでありません。楽しもうという気持ちはあるのですが、それよりも睡眠欲が勝るだけなのです。乙女座は美しいものが大好きですから、星の輝きに心を踊らせます。より深く楽しむために、流れている物語や星の形など、うんうんとうなずきながら覚えようとするでしょう。山羊座は妙に真面目なところがあるので、プラネタリウムに来ても気楽に楽しむということはありません。仕事につなげようとしたり、話のタネにしようとしたり、とにかくきっちり見て、何かに役立てようとするでしょう。
○風のエレメンツ(双子座・天秤座・水瓶座)
知的なことに心を刺激される風のエレメンツ。双子座は星の動きを楽しみはするのですが、上映中でもお構いなしにおしゃべりをしたがります。もちろん小声ではありますが、今感じた気持ちをすぐに伝えたくなってしまうのです。天秤座は乙女座と同じく、美しいものをじっくり眺めることが好きです。人が創りだした美しい星の光が、天秤座をどこまでもリラックスさせてくれます。水瓶座は確かにプラネタリウムを楽しんでいるのですが、眼と耳から入ってくる刺激が妄想を広げます。おかげで、肝心の内容はまったく聴いてないなんてことも。
○水のエレメンツ(蟹座・蠍座・魚座)
水のエレメンツ。蟹座は始まる前の環境を気にします。イスは柔らかいのか、周りの人はどうか、音の大きさは適切か…… 周りが見えない暗い空間で思い切り楽しむために、あれこれと気になってしまうのが蟹座なのです。蠍座は星の世界に没頭します。むしろ入り込みすぎてしまって周りが見えず、つい大きな声を出してしまったり、終わったことに気づかなかったり。牡羊座とは違った意味で、子供のように楽しみます。12星座の中で一番プラネタリウムを楽しんでいるのは、魚座ではないでしょうか。人工物でありながら、幻想的な世界を映し出すその空間は、魚座の心を強く掴んで離しません。
◆おわりに◆
星座占いの結果に一喜一憂するのも悪くはありませんが、たまには星そのものの物語を楽しんでみてはいかがでしょうか。友だちや気になるあの人を誘って、プラネタリウムへ行ってみましょう。星のロマンとともに、素敵な時間が過ごせますように。
(脇田尚揮/ライター)