サマソニやフジロックなど、今や全国各地で開催されるようになった音楽フェス。大舞台に憧れ、バンドを始めるミュージシャンも数多く存在します。いざ活動を始めると、夢と現実の差に戸惑ったり、ステージの上で熱い姿を見せたり……今回は、星座別にどんなバンド活動を繰り広げるのか、チェックしてみましょう。
○火のエレメンツ(牡羊座・獅子座・射手座)
やる気と情熱に満ち溢れる火のエレメンツ。牡羊座は勢いで突っ走るボーカルタイプ。観客を盛り上げるパワーは誰よりも強く、牡羊座の一声でメンバーがやる気に溢れます。ただし暴走しがちなのが玉にキズ。獅子座は全体をまとめるリーダー。メンバーへの面倒見もよくて、どこにいても目を引く輝きを持つ、まさしくバンドを引っ張っていく人物。たまに押し付けがましくなるところもあるようです。射手座は一度やり始めたら止まりません。出演出来そうなイベントをあちらこちらから探してきて、自分達が活躍できる場所を見つけてきます。ただ、やりすぎてスタミナが持たないことも。
○地のエレメンツ(牡牛座・乙女座・山羊座)
じっくりと取り組む力に優れたこのエレメンツ。牡牛座はバンド全体を支える縁の下タイプ。担当する楽器もドラムやベースなど、どちらかといえば影で演奏をサポートしています。乙女座は個性あふれるメンバーを管理する、いわばマネージャータイプ。スケジュールの調整や売り出し方などを考えます。どう見られるべきかを考え過ぎて、時間がかかりすぎるのが難点かも。山羊座はとにかく黙々と作業する職人肌。ステージ上でおしゃべりすることはありませんから、少し冷たく見られがち。しかし、その技術は誰もが認めるものになるでしょう。
○風のエレメンツ(双子座・天秤座・水瓶座)
バンドを通していかに楽しむかがメインになるこのエレメンツ。双子座はファンや仲間との交流をとても楽しみにしています。演奏している時よりも、曲の間のMCが長すぎて怒られてしまうのが双子座です。天秤座はセンス抜群のビジュアル重視タイプ。衣装やメイクに対するこだわりは抜群です。それに伴う演奏技術が付けば文句なしなのですが、ついつい手を抜きたくなるところが出てくるかも。水瓶座はオンリーワン。バンドの中で一人だけ明らかに浮いているとしたら、それは水瓶座でしょう。別にバンドが嫌いなわけではなく、自分のやりたいことや表現したいことが、それ以上にあふれているのです。
○水のエレメンツ(蟹座・蠍座・魚座)
エレメンツ。蟹座は乙女座と同じくマネージャータイプですが、管理よりも普段の面倒を見るほうがメイン。体調管理や仲間同士のケンカの仲裁など、メンバーのお世話をすると言ったほうが正しいでしょうか。蠍座は基本真面目に活動しますが、自分の楽器について語り始めるともう止まりません。練習なんてそっちのけ、誰も聞いてなくてもしゃべり続けます。もちろんそれだけの知識を勉強する熱意があるからこそなんですが…… 魚座はみんなの相談役。いざこざの起きやすいメンバーの意見を、優しく受け止めてくれます。ただ流されやすいので、参加しているパートをそもそもやりたいと思っていないかも。
◆おわりに◆
若い人ばかりではなく、普段社会人として働きながらバンドを始める人達も増えてきています。観ている楽しさや演奏する楽しさは、実際に体験してみなければわかりません。機会があったら是非、ライブに行ってみてはいかがですか。
(脇田尚揮/ライター)