よほど仲のいいカップルじゃないかぎり、たまにケンカしてしまうのは避けられませんね。これはちょっとしてから仲直りすれば、なんの問題もありません。
けど、ケンカが原因で別れてしまうカップルもいます。これはケンカそのものが原因というより、ケンカの際に言ってしまっている強烈な悪口が、2人の間に修復できない傷を作ってしまっているからなのかもしれませんね。
ケンカのときにはカッとなっていますから、こういうことが起きても不思議じゃありません。
そこで今回は、20代女子20人と一緒に「修復不可能な関係にしてしまうケンカ中の一言」について考えてみました。
1.親の悪口
「お互いの親の悪口って絶対に言ったらダメなやつだよね(笑)。これやられたら、私はどんなに好きでもその人とは一緒にいられないなって思う」(営業/26才)
だって、そんな悪口を言った人をいつか「彼氏です」って自分の親に紹介なんてできるわけないですもんね……。
将来を考えれば考えるほど、相手のご両親との関係も重要ですから、これは致命傷ですね。
2.ルックスを悪く言う
「その人がコンプレックスに思ってるところの悪口を言ったらダメだと思う。私だったら、『デブ!』とか言われたらもう無理……」(美容師/25才)
恋人だけは、自分のコンプレックスを「かわいい」とか「かっこいい」って思ってくれているはず。
こんなふうに思って付き合っているはずです。しかし、こういうことを言ってしまうと、「ああ、この人も自分をみんなと同じように見てたんだね……」となって、傷つくと同時に一気に冷めちゃいますね。
3.エッチのダメ出し
「女子は彼氏に、なにがあっても『だいたいさぁ、エッチ気持ちよくねえんだよ!』とか言っちゃダメって聞いた。インポになっちゃうんだって(笑)」(薬局/28才)
じっさいこういう男子もいるみたいですね(笑)。
エッチはカップルの間でもっともプライベートで、2人の間の「相手も気持ちいいと思ってくれてるはず」っていう無言の信頼関係の上にはじめて成り立つものなので、かなりもろいです。
4.キレた言葉すべて
「これはとくに男子に対して言いたいけど、どんなに内容は正しいこと言ってても、キレたらほとんどの女子は、『もう無理……』ってなると思うよ」(大学院生/24才)
ケンカになると大きな声を出す男子って、私も絶対に無理です。もうそうなった瞬間心を閉じちゃいますもん。
カレがキレないように、ケンカになりそうだなーと思うときは人がいる外で会うなど、カレにキレさせない工夫も大事ですね。
おわりに
どうでしたか? ただの殴り合いのケンカに見えるボクシングだって、「ここは殴っちゃダメ」とかいうきちんとしたルールがあるんです。
カップルのケンカも一緒。「ケンカするほど仲が良い」っていえるのは、越えちゃいけないラインを越えない「正しいケンカ」の範囲におさまっているうちだけですね。
(遣水あかり/ライター)