恋愛ではギャップが大きな魅力になりますが、具体的にはどんなギャップをアピールすればよいのでしょう。実際、男子も女子も異性のギャップに弱いのですが、男子がきゅんとくる女子のギャップと、女子がきゅんとくる男子のギャップは違います。そこで今回は両方の立場から見た、恋愛において魅力的なギャップを実際にインタビューしてみました。
恋愛におけるギャップとは
そもそも、恋愛におけるギャップとは何なのでしょうか。ただ単に「ギャップ」というと、大きなずれや、食い違いを意味します。そこから転じて、恋愛におけるギャップは「異性がみせる意外な一面」という意味をもちます。
ギャップ萌えという言葉があるように、ギャップというのは恋愛においていい意味ととらえがちですが、ギャップの中には「マイナスからプラス」のギャップだけでなく、「プラスからマイナス」になってしまうような、いわゆる幻滅してしまうギャップもあるので注意が必要です。ではさっそく、男女別に「マイナスからプラス」に変わる方の、魅力的な異性のギャップについてご紹介していきましょう。
男子がときめくギャップ1:仕事ばかり頑張っていそうなのに家庭的
「職場の同僚の家に遊びに行った時に、いつも遅くまで働いて仕事を頑張っている子なのに、部屋は女性っぽくて出された料理も家庭的で、意外な一面を見た気がして好きになったことがあります。」(26歳/イベント)
仕事を頑張っている女性を魅力的ととらえている男性も多いですが、ここで大事なのは家庭的な面も持っているという恋愛のギャップ。仕事を頑張っている女性が、家に遊びに行った時に、部屋が綺麗だと「あれだけ働いているのにこんなに綺麗に保つのってすごい」という感動や、ありあわせで料理を出せば「料理もできるの?」とびっくりしてもらえるようです。
男子がときめくギャップ2:遊んでそうなのにガードが硬い
「男友達が多くてちょっと遊んでそうな見た目の子が『友達は多いけど、付き合うとなるとなかなかそう思えなくて、付き合った相手は今まで1人しかいない』と言っていた時にギャップを感じて、それから気になり始めました。」(21歳/学生)
遊んでいる風に見えるけれど、「今まで付き合った人数は少ない」「すごく一途」などは、男女問わず人気だった恋愛のギャップですが、特に男子は女子に清楚な部分を求めがちなので、より魅力的に感じるようです。
ただし硬すぎると「ハードルが高い」と思われてしまう可能性もあるので、このギャップを恋愛に活かすなら、硬そうに見せながらも本当に好きな相手には、心を開いているそぶりも必要です。
女子がときめくギャップ1:チャラそうなのにしっかりしている
「金髪のギャルなのに言葉遣いや礼儀がしっかりしている人を見ると、そのギャップにドキッとしますね。」(22歳/学生)
見た目はなんとなくチャラいのに、話をしてみたら意外としっかり将来のことを考えていたり、マナーや礼儀が出来たりするような男子は「チャラそうなのにしっかりしている」と女子から好評で、一気に恋愛対象になるようです。
「自分はあまり頭が良くないと思われがち」という男子こそ、恋愛におけるギャップを披露するチャンスです。マナーや言葉使いなどをきちんとしておきましょう。
女子がときめくギャップ2:クールできつそうな人が実は優しい
「クラスにめちゃくちゃクールな男子がいて、特に女子と喋ってるときなんかは笑顔も見せないくらいだった。もちろん最初は恋愛対象になんてなってなかったけど、ある時、勉強が分からない友だちに放課後一緒に残って勉強を教えてあげていた姿を見て、本当は優しいんだなってギャップにやられてしまいました。」(20歳/学生)
クールな男子が好きだという女子はよくいますが、その人たちにとってクールな男子の醍醐味と言えば、ああ見えて実は優しいというギャップなのでしょうか。
自分しか知らない姿というのも恋愛を燃え上がらせるひとつの要素ですので、こういったギャップは魅力的だということです。
おわりに
ほかにも「マイペースに見えるけれど、相手のことをちゃんと気遣える女子が好き」と言った声や、「仕事の時はしっかりしてるのに、二人になると甘えてくる男子が好き」という声もありました。どんな恋愛のギャップにきゅんとするかは人それぞれですが、マイナスからプラスに変わるようなギャップによって、今まで知らなかった異性の魅力に気付くことが多いようです。
恋愛が思ったようにいかないと悩んでいる方も、ギャップを上手く使うことで、恋愛がスムーズに進む可能性が高まります。ギャップを作るためには、まず自分が普段どんな風に見られているのか、一度振り返るところから始めたいですね。