「いまの彼と結婚したら、幸せになれるかな?」
……どれだけ年齢が若くても彼氏がいる状況ならば、誰もがいちどはそんなことを考えるのではないでしょうか。「でも結婚でしくじりたくないし……」というのもまた女子のホンネですよね。
このたびハウコレが行ったアンケート「Q. 結婚する前に知っておくべきことってある?」では、実に91.3%もの女子が「ある!」と答えました。“失敗しない将来”のために知っておくべき項目を早速チェックしてみましょう。
1.金銭感覚
・「向こうの生活習慣とお金遣い。あまりにも金遣いが荒いと一緒に生活できない。周りを見て思った」 (17才 / 女性 / 高校生)
・「やっぱりお金の使い方。同棲して初めて彼のリボ払いの返済とかが発覚して別れた経験があるから」 (21才 / 女性 / 大学生)
・「彼が貯蓄してるかどうかはもちろんだけど、相手の親もきちんも貯金してるか、年金払っていたかどうかも重要。
子供に頼る気マンマンの親もいるからね。自分が必死に貯めたお金を義理の親には渡したくありません!」(44才 / 女性 / 建設)
……最も多かった「結婚前に知るべき」情報がコレ。彼個人の金銭感覚はもちろんですが、「彼をとりまく経済状況」を知っておくべき、ということなのかも知れません。
“結婚したら彼の親の借金を肩代わりしろと言われた”なんて悲劇も世の中にはザラにあるもの。予め「おカネに関すること」は把握しておきたいものです。
2.家族情報
・「相手が長男かどうか知るべき。だって仏壇つぐのとかいろいろ面倒くさいこと多そうだし」 (18才 / 女性 / 大学生)
・「お互いの家庭情報とか親族関係は知っておいた方がいいと思います」 (18才 / 女性 / 高校生)
……賢い女子は「結婚は自分たちだけのものではないこと」を知っています。彼と結婚したら、互いの血縁関係は避けては通れません。
“将来は駆け落ちしてでも二人だけの力でやってみせる””誰にも一切頼らず生涯暮らしていく”とかたく決意しているカップルでない限り、“あなたと彼の身内・親戚の情報”は交換しておいたほうがのちのトラブルを減らせるでしょう。
3.彼の過去
・「育ってきた環境。やっぱり一緒にくらすと、違いとか出てくるし。
子供の頃とかの環境って大切だと思う。すぐに変えられるわけでもないし」 (20才 / 女性 / 大学生)
……「愛さえあれば……彼の過去なんかどうでもいいの!」と思えるのは素敵なことですよね。実際、映画や小説の中ではそんなセリフがよく聞かれます。
けれど本当に「彼の過去なんかどうでもいい」と言い切れるのは恋愛においてだけで、結婚生活となると話は違ってきます。
キチンと彼の昔のことや育った背景は知っておいたほうが後で苦しまずに済むのです。
4.女癖
・「金銭面がどんな感じかと、女癖があるかないか!入籍届の紙1枚が人生左右するからよく見極めて!女癖なんか結婚してから要らない苦労だし!」(27才 / 女性 / IT)
……こちらもぜひ結婚前に見極めておきたいポイント。「彼、女好きかも……」ということのほかに、「彼がどんなタイプの女性が好みか」を知っておくとのちのち様々な場面で役に立ちます。
「あ、彼、こういうサラサラストレートの髪の長い女性が好きだったよね」なんてことに気づけば、さりげな~く彼女を彼から離すことなども知識があれば可能なのですから……。
最後に神崎桃子から愛のメッセージ
「結婚したら、きっと変わってくれるハズ」
「もう”一家の主”なんだから、前みたいなことはしないよね」
「彼のこういうところは好きじゃないけど、一緒になったら私の愛の力で必ず変えてみせる!!」
……多くの女性が結婚に対してこんな夢を持ち、そして玉砕してきたことをあなたは知っているでしょうか。
残念ながら男性は結婚したからと言って急に変わることはありません。他人を変えることはとても難しく、ましてや自分の思い通りにしようとするのはおこがましいこと。
たとえ可能だとしても、あなたの生涯を賭けて莫大なエネルギーを費やすことになるでしょう。
「こんなハズじゃなかったのに……」
「あぁ……あの時、この結婚を止めておけば良かった」
……そう嘆かないように、結婚前に彼の情報や素行を確かめることをためらわないでください。
アレコレ詮索されて彼は「ウザいな!」「なんでそんなこと聞くの?」と鬱陶しがるかも知れませんが、入籍してしまってから後悔するよりはずっとマシなハズです。
(神崎桃子/ライター)
(伊東亜梨沙/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)