こんにちは。ライターの城山ちょこです。
今回私がお答えするご相談はこちら。
「相手を思いやっていれば当然出来るはずのことが彼に対してだと何故か出来ません。
たとえば、相手の話を聞いている時に相槌を打つこと。相槌して「聞いてる」と伝えなきゃ!と思っても、言われたことや話の内容についての自分の考えがまとまらず、黙り込んでしまうのです。友人に対しては全くこのようなことはないのに。
同じだという方いらっしゃいますか?どうして行動できなくなるのか教えてもらいたいです。私はその時、「怖い」と思ってしまいます。
でも、どうしてなのかはわかりません。
彼にも直してほしいと頼まれているので、第三者の方の意見がほしいです。お願いします。」
という17歳女子高生からのモノです。友達に対しては当たり前に出来ていることでも、彼の前だと急に出来なくなってしまう・・・皆さんもそんな経験ありませんか?
「怖い」と臆病になってしまうのってなんで?
一体、どうすればよいのでしょう。
一緒に考えていきましょう。
原因は『あなたの思いやり』
“友達になら出来るのに、彼にはしてあげられない”
一見、悩ましくネガディブなこの状況。実はコレ、恋をしている証拠なのです。
あなたが彼を特別に愛しているという証!
大切だからこそ、一つ一つ慎重になり動けなくなってしまう、自分の一言への重みを感じるからこそ、怖くなって黙り込んでしまうのです。
『思いやりを持てば普通に出来るはずのことなのに・・・』とお悩みのようですが、思いやりが無いからではなく、“思いやりがあり過ぎる”のが原因。
より良いアドバイスをあげたい、嫌われたくないとアレコレ考えてリアクションが上手にとれないというのが、今のあなたの状況なのでしょう。
まずは原因を彼に伝えて!
彼にも直してほしいと言われているとのこと。
ならばまずは彼に原因をきちんと伝えてみましょう。
“何となくできない”では、「じゃあどうすればいいんだよ?」「いつまで俺が我慢すればいいんだよ?」と彼も納得できません。
ケンカに陥らないためにもきちんと理由を話し理解を得ておいた方が良いでしょう。
更に今回の原因は“あなたが大切過ぎるから”というとてもポジティブな理由。
これを彼が知れば、「早く直してほしい!」どころか「ずっとこのままでいいよ」なんてことにもなっちゃいそう・・・。伝えない手はありませんね!
直し方
「愛情ゆえなら直さなくていいよ!」彼はこう言ってくれれば直す必要はないのかもしれません。
しかし、せっかくの深い想いが上手に表現できないのは嫌だ!という方のために、最後に少し直し方を・・・。
『相槌打たなきゃ!意見を言わなきゃ!と思っても、怖くなり黙ってしまう。』
そんな時に必要なのは彼の協力でしょう。
イエスかノーで簡単に答えられるような質問の仕方にしたり、真剣に向き合ってくれていることへの感謝の言葉などをかけてもらえるようになれば、あなたも言葉を発しやすくなるはず。是非、彼にお願いしてみましょう。
何にせよ、嫌われてしまうかもという焦りと怖いという萎縮はこの問題の大きな壁になってしまいます。
無理なく、自分のペースで出来ることから始めてみてくださいね。
応援しています。
(城山ちょこ/ライター)
(長谷川万射/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)