「人の印象は第一印象で決まる」。みなさんも聞いたことありませんか。
しかし第一印象から始まる人への印象は、実はその後も続いていき、全3回で印象が固定化されるのだそうです。(心理学用語でスリーセット理論と言うそうです。)
一番初めの印象はもちろん大切ですが、さらにその後の印象を意識することでライバルとの差をつけられるかもしれません。さっそく見ていきましょう。
1.「見た目」が全ての第一印象
「正直かわいいと圏内、かわいくないと圏外って最初からグループ分けしちゃう(笑)」(25歳/美容師)
やはり第一印象は、かわいい、綺麗、イケメンなど、視覚によって印象付けられる容姿が、その人の印象に直接関わってくるようです。
でも、私はかわいくないし…と落ち込む必要はありません。清潔感と笑顔で好印象を与えられる可能性は大いにあります。
また会話が始まるとその話し方や声からも印象が形成されます。出会いの入り口とも言える第一印象は良いことに越したことはないですよね。
その辺をもうちょっと詳しく知りたいという方は、ハウコレの他ハウツー記事で…!(笑)
2.第一印象を再検討する第二段階
「かわいい子って大体いいにおいするよね。」(23歳/大学院生)
その人に対して抱いていた印象が正しいのか間違っているのか、自分の中で再検討するのがこの第二段階です。
まだ相手に対して「この人はこういう人だ」という確信がないため、第一印象が悪かった場合ここで挽回することも充分にできます。
一緒に楽しい時間を過ごしたり、上記の「いいにおい」など五感に訴えかけたり、自分の持つ長所をさりげなく披露するのも、この段階がいいと言えるでしょう。
特に第一印象が良かった場合、このときに見せる自分のいいところが、その第一印象を強力にサポートすることになります。
3.今までの印象を確認する第三段階
「かわいくて変な子が好きなんだけど、今の彼女もかわいいのに虫が好きで、そういうところを知ってから意識し始めた。」(24歳/IT)
ここまでくると、その人への印象は大分固まってきていて、簡単に変わることはあまりありません。
すると、ここで有効なのが「ギャップ」となります。恋愛に効果的だと言われているギャップは、この段階以降で効果的なものなのです。
意外性というのは相手には面白く見え、「もっとこの人のことを知りたい」と思わせるのですね。
【番外編】じゃあどんなギャップがモテるの?
かくいう筆者も男女問わずギャップのある子が大好きで、ノリが良くて毎日超元気だけど心優しい乙女な子、おとなしい美人なのに話しだすと面白くてお酒が大好きな子…(笑)そんな子が周りにたくさんいます。
このような子たちはいいギャップなのでモテますが、基本的にネガティブなギャップはモテません。
例えばおとなしそうだけどギャンブル大好き、とかはもう字面だけでモテませんよね。
ギャップの出し方がわからないときは、行動力がある、手先が器用など自分の長所を探し出して、そういうように見えない自分の一面(行動力がある子はおとなしく振る舞っておく、など)を最初に出しておくといいかもしれません。
おわりに
印象は3回で形成されていく様子は、私も勉強になりました。そもそも自分の印象がわからないからギャップの出しようがない…という方は、ぜひ周りの人に「私の第一印象ってなに?」と聞いてみてください。
ちなみに筆者の第一印象は、70%が「怖い」とか「いじめられそう」です。
でも、それをわかっているので余計笑顔を大切に、そして実は料理や絵が好きなことはギリギリまで黙っておいて、ここぞというときにさりげなく言うことにしています。(笑)
(金城凛子/ライター)
(長谷川万射/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)