1.「今、よろしいですか?」
「『今、よろしいですか?』のひと言の余裕がある女性には、ほっとするばかりではなく、エレガントさすら感じます。魅力的な会話の基本は、話をして時間の無駄だったと後悔させないこと。『今、よろしいですか?』は、相手に自分の時間を無駄にされたと思われないための必須アイテムです。」
友人から電話がかかってくると「緊急事態かも?」と思って出てしまったりしますよね。そこで、だらだらとまとまりのない話が始まると「迷惑だなあ」と思ってしまったりも。男女問わず、相手に対する気配りは忘れずに。
2.「ありがとう」
「良い言葉は聞いた人の心に幸運や幸福をもたらします。『ありがとう』を口癖にする。よい言葉を選んで話してみる。相手が自信を持てるような言葉をかける。みるみるうちに、あなた自身が明るく暖かな愛に包まれるようになりますよ」
どんなことにも「ありがとう」の気持ちを忘れずにいましょう。たとえ待ち合わせに彼が遅れてきても「忙しいのに来てくれてありがとう、会えてうれしい」と声をかけてあげることで「時間に遅れて申し訳ない」というマイナスの気持ちが「心の深い女性だなあ」というプラスの気持ちになります。
3.「今日はいいお天気ですね」
「『おはようございます!』と気持ちよく挨拶できるようになったら、もうひと工夫して、そのあとに『いい天気ですね』『寒いですね』などと一言続けてみるのです。そうすれば、言われたほうも少し何か話さなくちゃ、と自然に思うものです。恥ずかしがらずに一言プラスで、彼との縁をつくりましょう。」
ひと言プラスするだけで、彼との会話が弾ませるチャンスは作れます。そのほかにも、デートのあとにメールで「楽しかったね」だけではなく「今日話してた○○のことなんだけど」などと質問してみるのもいいかもしれませんね。
4.「~ていう気がするなぁ」
「彼と話をしていると、時々『こうしたほうがいいよ』とアドバイスしたくなるものです。もしアドバイスをするなら、『~と感じるの。~っていう気がするなあ』などと感覚的な言い方で自分の意見を伝えたり、誘導的に『こういうやり方は考えたことある?』と問いかけたりしてみましょう。そういう言い方をされれば、彼氏の側も受け入れやすくなるようです。」
絶対こうした方がいい!と断定的な言い方をされるのは、見くびられた気がしてあまりいい気がしません。女性の直感をアピールした言い方を心がけましょう。
5.「ごめんなさい、最近忙しくて」
「三番手美人は、興味がなければ上手に断れる女性です。ポイントは、たとえ断るにしても誘ってくれたことにはお礼を言うこと。男性にとって一番の高ポイントは、『ほかの男の誘いを断って、自分とだけ付き合ってくれる』ことなのだそうです。ですから興味のない誘いをスマートに断れば断るほど、あなたのポイントは高くなっていくはずです。」
二兎を追うものは一兎をも得ず。自分を安売りせず、興味のあるお誘いだけにOKを出しましょう。そうすることであなたの市場価値は上がっていきます。ただ、興味のないお誘いを冷たくあしらっていると「嫌な女」のレッテルを貼られる可能性もあるので、断り方には要注意です。
6.「でも、だって」はNGワード
「あなたの発言はあなたの分身です。人から愛されたければ、愛情のある言葉を使いましょう。言い訳や否定語の乱用は愛される女性には似合いません。『でも』『だって』『てゆうか』を使いたくなったら一呼吸おいて考えてください。そしてまずは『はい』と相手の言うことを素直に受け入れてみましょう」
「てゆうか」は本来相手の言葉を否定するときの言葉です。そんなつもりはなくても、なんとなく自分の発言を否定されたように思う人もいます。習慣的な言い訳や否定語は、男性を遠ざけてしまいます。
おわりに
いかがでしたか?普段のちょっとした会話に、素敵な恋をはじめるヒントが隠されているんですね。
参考文献:松 真理子『三番手美人の法則―素敵な男性に選ばれる魔法の習慣』アスペクト
(吉沢みう/ハウコレ)