過去のコミュニケーションは直接会って話す、電話、メール程度でしたが、FacebookやLINE、twitterなど、SNSと呼ばれるものの使用がどんどん増えてきました。
恋愛でもこれらのものを使用する機会は増えたと思います。
でもコミュニケーションツールが変わるということはコミュニケーションのあり方も変わるということです。
そこで男性に「SNS上でのコミュニケーションでいやな想いをした思い出」についてインタビューしてきました。
1.関係が軽くなりがち
「仕事でメールも使うし友達とはSNSでやりとりをするので両方使っていますが、やっぱりメールと比べてもSNSの方が気軽ですよね。あんまり深く考えずに送ってもいい気がする。
だからこそ女の子と使う時には注意しなきゃと思いますけどね。女の子から「好き」とか送られてきても、そんなに深い意味はないんだろうなと思うようにしています。」(25歳/商社)
電話に比べてメール、メールに比べてSNSと、どんどんコミュニケーションをとる手段が楽になっています。
ですが、気軽にコミュニケーションが取れるようになったからこそ、深く考えない表面上の会話しかできず、お互いに分かり合えない関係、軽い関係になりがちです。
直接会って話をする時間も大切にしましょう。大事なことは、やっぱり会って話すのが一番ですよ。
2.内容よりも速度
「前付き合っていた子で「◯時に既読になったのになんで返事くれないの?」という子がいて、それ以来、「読んだら絶対すぐ返さなきゃ!」と思うようになりました。
だからあんまり深く考えてなくてもとりあえず返しています。それでちゃんとコミュニケーションとれているのかと聞かれたら微妙な気もしますけどね。」(23歳/アパレル)
「返信は後でゆっくりしよう」と思っていても、「既読」をつけただけの状態だと「既読無視」と思われてしまいます。
それによって、男性としても「早く返信しなきゃ」とプレッシャーになり、「内容よりもとりあえず返さなきゃと思う」と、きちんと考えて返すというよりも急いで返すことを優先している場合もあるので、もらった内容そのままが彼の本心とは限らないというのは覚えておいて!
3.自分勝手になりがち
「こっちが落ち込んでいる時や怒っている時に、スタンプとか送られてきたら、別にその子のことを怒っていたわけではなくても、その子に対してもいらっとするかも。
こっちの都合おかまいなしじゃないですか?それで即レスとか求められても困ります。」(24歳/カフェ店員)
SNS上では、相手が今どんな状況で、どんな気分で何をしているのかを知ることができず、送り手の気持ちだけが優先されて一方通行のコミュニケーションになりがちです。
相手が落ち込んでいる時に、軽い気持ちで連絡したことで余計にイラっとさせてしまうこともあるので、最初のLINEを送る時には「相手がどんな状況なのかわからない」というのは常に心得ておきましょう。
4.直接会った時とのギャップがある
「Facebookではすごく絡んでくるサークル仲間の子がいるんですけど、実際に会ったら全然話してくれなくて。嫌われているのかなと思っていたらまたSNSでは絡んできたり。
なんか現実とネットとであまりに態度が違うと、何が本当かわからなくて信用できない。」(21歳/学生)
SNS上ではおしゃべりだけれども、実際に会って話をすると無口であったり無愛想であったりという方も多くいらっしゃいます。
そうなると「SNS上ではよくしゃべるけど、直接相手がいると何も言えないんだ」とマイナスにとられてしまうこともあります。
相手が見えないからこそなんでも気軽に言えてしまうのがネットの怖いところと心得て、SNSを使うようにしましょう。
おわりに
一番良いのは直接会って話すことですが、SNSを有効活用するのも大切なことです。
でも、簡単に送れるからこそ、あまりにたくさん送りすぎて「うざい」と思われてしまわないように注意しましょう!
また相手が既読スルーをしているのを気にし過ぎないようにする意識も必要です!
(栢原 陽子/ライター)
(伊東亜梨沙/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)