「腹黒い」という言葉は、「性格が悪い」というような意味も含んだ、マイナスな言葉。
でも、株式会社オウチーノが20~30代の女性に行った調査によると、3人に1人は自分自身を腹黒い、もしくは他人から「腹黒い」と言われたことがあるそう。
世間的には嫌われているイメージなのに、意外と多いらしい「腹黒女子」。
人付き合いに亀裂が生じるほどの腹黒さは嫌われがちですが、処世術としての腹黒さは多少あった方が恋も仕事も上手くいくからかも。
そこで今回は、恋愛に役立った腹黒エピソードをリサーチし、まとめてみましたのでご紹介します。
1.彼好みの女性を視界に入れさせない
「デート中、彼好みのかわいい女の子が歩いてきたので、彼に気付かれぬよう『あっちも見てみない?』と行き先を変えたことがあります」(24歳/IT)
彼が女好きだと、ついほかの女性に現を抜かさないか……と、心配になってしまいますよね。
特に彼がイケメンでモテるタイプだと、なおさら悪い虫が寄ってこないか不安になりそう。
そういったタイプと付き合っている女子は、このくらいの腹黒さは許容範囲。
彼がほかの女性に鼻を伸ばしている最中でも、「ねえねえ、この間の●●見た?」と強引に話題を振って、彼の注目を自分に引き付けてみて。
ふたりの心が離れてしまわないよう、しっかりと彼を繋ぎとめておきたいですね。
2.彼が欲しいリアクションをわざと取る
「車好きの彼が『ここちょっといじってみたんだよね』と話してくれたんですが、違いがわからず『すごーい、器用だね』と褒めたら、すごく満足げでした」(25歳/販売)
上手にリアクションを取ってあげることって大事ですよね。特に男性の場合は、自分を癒してくれる包容力のある女性に好感を持ち、恋愛対象になりやすいもの。
仕事の愚痴も「うんうん」と頷きながら、慰めてくれると相性の良さを感じ、なかには結婚を意識する男性も少なくないそうです。
あまり大袈裟に褒めると、嘘っぽいので注意が必要ですが……。
いつもツンケンな態度を取ってしまいがちな女子は、自分にとってはどうでもいいことも、彼の良さを褒めてあげることで、ふたりの関係維持につながるはずです。
3.空気を読む
「彼の機嫌、都合が悪くなるようなことは極力言わないようにしています。
先日も彼も知っている、私の女友達が先日結婚したんですが、話しちゃうと彼がプレッシャーになっちゃうと思ったので、彼には『今日は●●の結婚祝いに行ってきたよー!』と自己報告で済ませました」(26歳/製造)
恋人とは何でも包み隠さず話すのが理想、と考える女子は多いのでは?でも、何でも思ったことを口にすればいいというわけではありませんよね。
彼のことを考えて「これは言わない方がいいな」というのは気遣いであり、思いやりでもあるはず。
とはいえ、それが彼のためではなく、自分にとって都合の悪いことだから話さないという意識が強くなってしまうと、腹黒い女として彼から反感を買われてしまうので注意が必要です。
4.みんなにいい顔をする
「彼との関係が危うくなると、つい彼以外の男性にいい顔しちゃいます。
昔は一途に好きな人だけいい顔をしていたんですが、この方が出会いが広まって周囲からの評判もいいんですよね」(24歳/営業)
付き合っている人がいるからといって、周りの異性と仲良くしちゃいけないことはありませんよね。
彼以外の異性、同性問わず交流を広げることで、結果的に彼との関係が充実するはず。
彼氏がいる身で色仕掛けをするというのでないなら、彼依存にならないためにも周りとの関係を良くすることは大事なことかもしれません。
おわりに
いかがでしたか。処世術として恋愛に活かせるテクは積極的に取り入れて、ぜひ彼との関係維持に役立ててみてくださいね。
【参考】
「腹黒女子」実態調査(株式会社オウチーノ)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000014097.html
(柚木深つばさ/ライター)