恋愛において言葉のキャッチボールができる女性は、ある意味かなりのアドバンテージを持っていると思われがちです。
確かに会話が得意な女性は男性の心をつかみやすいかもしれません。
しかし、大切なのは会話だけではありません。おしゃべりが苦手でも、ムードや雰囲気作りが上手な女子はモテるのです。
そこで今回は、雰囲気を利用してモテ女子になる方法をご紹介致します。
1.自分から喋るのが苦手なら、相手に喋らせてみる
本当に会話が上手な人を見ると、自分はあまり喋っていません。
かなり相手に喋らせる比率が高いのです。内容が面白いとか頭の回転が早いなどは大して関係がありません。
要は、質問力があり相手を気持ちよく話し続けさせる事ができる人こそが、会話のテクニシャンなのです。
そこで、会話が続かないと悩んでいる人は、話させ上手になれば良いのです。 人が面白いと感じる話はたいてい「自分に関する事」。そこを掘り下げてみましょう。
2.雰囲気作りのコツは、実は体当たり
人間は知らず知らずのうちに目に入ってくる情報によって気分が左右されます。サブリミナル効果というものが有名ですが、自分では認知できていない情報でも、脳がそれを受け取ってしまうという状況です。
その例となるものの一つにボディタッチが挙げられます。人はよほど嫌いな相手からでなければ、ボディタッチをされると自然と好意的に感じてしまうもの。
それが異性であれば大抵は嬉しいはず。ちょっとした勇気と行動がムードを作り出す秘訣でもあるのです。
3.ここ一番で相手をときめかせる最大の調味料は、沈黙
好きな彼とデートをしていると「何か話さなくちゃ!」と悩んでしまうものですよね。
確かに会話も大切な事ではありますが、時には何も喋らない「無の時間」も大事です。
お喋りばかりをしていると、相手に対する関心が薄くなります。相手の考えが分かってしまうからです。
しかし、一緒にいるのに会話がない時間は、相手がどういうことを感じているか考えます。男女が深い仲になるのは会話時よりも、沈黙して目と目が合っている時なのです。
4.暗がりで相手の心を開き、本音を語り合う
男女を明るいところと暗いところの2組に分け、その親密度を測定したという心理学実験があります。
人は暗い場所にいると、普段できないような恥ずかしい事、心理の奥底にある欲求が表に出てきやすくなるのです。
光がある眩しい場所よりも、薄暗い闇の方が恋愛においてはムードが高まります。
そのため、カラオケボックスや映画館、夕方から夜にかけての飲み会などは、男女の仲を親密にする雰囲気を自然と演出できる方法なのです。
おわりに
男性はよく「言ってくれないとわからない」と言いますよね。その一方で女性は「なんで察してくれないの!」と返します。
このズレを回避するのが「言葉」なわけですが、言葉があるがために不便な面もあります。
それが、言い間違いや失言、安請け合いです。ノリが軽くて弁舌さわやかな女性は、確かに恋のきっかけを作るのは上手でしょう。
でも、その反面、信頼を損なう機会も多いもの。いわば諸刃の剣なのですね。空気を作れたほうが、トータル的にはモテるのかもしれません。
(脇田尚揮/ライター)
(まつきりな/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)