彼によく思われたい、アプローチしたい、そう思っているのに、大好きな男性を前にすると、緊張で思ってもいないことを口走り、どんどん悪い方向へ行ってしまう、なんてことはありませんか?
こんな風に、自分で恋のチャンスをダメにしてしまうのって、もったいないですよね。
今回は、「恋をダメにしてしまう4つのパターン」とその脱却方法をご紹介します。
1.沈黙に負けて、話し続けて墓穴を掘る
大好きな彼と初デート。緊張して、何を話していいかわからなくなった結果、話し続けて墓穴を掘ってしまう、という人。
この場合は、無理に話すよりも笑顔で黙っている方が良いでしょう。そうは分かっていてもなかなかできないもの。
だから、「いけない!」と思ったら、まず息を思いっきり吐きましょう。頭が真っ白になってリセットされます。
こうすると無心状態になりますので、会話の中断が普通にできて、落ち着くことができます。
2.雰囲気をぶち壊す
大好きな彼を喜ばそう、気に入られよう、と思っているのに、空回りして場の雰囲気を台無しに!このタイプは、気持ちが先走りすぎ。
自分が場の空気を作るのではなく、相手に主導権を持たせて、相手の反応に応えることから始めましょう。
大好きな彼を喜ばしたい気持ちは分かりますが、彼をまずは観察して、彼が何に喜んでくれるのかを知ることから始めるのです。
せっかく彼があなたを喜ばせようとしたり、いい雰囲気に持っていこうとしてくれているときに、トンチンカンな事を話して雰囲気を台無しにしてしまっては大変です。
3.彼の話を遮って自分の話をする
彼に自分のことを知ってもらいたい気持ちは分かります。でも、話したい気持ちは彼も同じ。彼が話す体制にいるときは、彼の話をうなずきながら聞いてあげましょう。
いつもは話し好きで楽しい女性が、肝心なときは聞き上手に徹してくれるということが彼に伝わると、「自分を見てくれているんだな」と彼女をいとしく思うようになるものです。
反対に、いつもいつも彼の話を遮ってしまう場合は、彼が話すことを諦めて、彼の話を聞いてくれる女性に気持ちが行ってしまうことにもなりかねませんよ。
話している途中で、「遮ってしまった?」と感じたら、素直に謝りましょう。いったん遮ってしまって、彼が改めて話をする気が失せてしまったとしても、真剣に反省して謝る姿勢は、彼の気持ちをなだめてくれるはず。
それに、本気で反省したら、彼の微妙な表情にも気付きやすくなりますよ。
4.空気が読めない
一生懸命のあまり、一方通行になるのがこのパターンです。
恋は、究極のコミュニケーションです。相手の反応なしに進行することはありません。
まずは、大好きな彼の目を見て、彼の今思っていることを考えて、それから自分の気持ちを言葉にしてみましょう。
空気を読むというのは、感覚の問題ですから、直すのは難しいかもしれません。
しかし、努力は必ず伝わります。彼の気持ちを大切に思い、彼の反応を気にすることを忘れないようにしましょう。
「自分が楽しいのだから彼もきっと○○のはず……」の思い込みは禁物。
自分の話にも“相槌”を求める習慣を持つようにすると、自然と彼の反応を確認しながら話を進められるのでオススメ。
反応がないときは「聞いてる?」とか、「面白くない?」とか尋ねてみましょう。彼の反応をつかみやすいですよ。
おわりに
この4つに共通していることは、どれも緊張のあまり相手が見えていないのが原因だということ。彼の反応を見ることから始めて、それに応えるようにしてみましょう。
あなたが沈黙に困ってモジモジと困っているようなら、彼の方から努力してくれますよ。
困ったときは、困ったそぶりでいいのです。彼への思いやりは大切ですが、自分が全て解決しようとまでがんばらなくてもいいのです。
がんばりすぎは、その一生懸命さから周りが見えなくなって、彼の思いやりに気付くのを妨げてしまいます。
自分が困っているときは、彼も困っているのです。そんなときは、笑顔で沈黙を破りましょう。あなたの笑顔が沈黙を癒しの空間に変えてくれるはずですよ。
(鶴山あずさ/ハウコレ)