お互いの事がわからず、時には激しく衝突してしまうこともある、男女の関係。
お互いに無いものを持ち合い、良好な関係を築く…それが一番理想ですよね!
衝突してしまう原因は、実は「脳の作りの違い」にあるのです。
そこで今回は、男女間の脳の差違を知り、彼と仲良くやっていく方法についてご紹介いたします。
1.ついつい話しすぎてしまうのが女性
女性は左脳だけでなく右脳も使って会話していると言われています。
そのため、感情をもとにして話題が次々に広がっていき、取り留めがありません。
楽しい気分なら、楽しかったときの事、嬉しい話題が次々に浮かんできます。不機嫌だったら、愚痴や小言などを次々と言いたくなってくるというわけです。
そして、女性特有の性質として、お喋りをすることでストレスが解消できるということも挙げられます。そのため、ついつい話しすぎて男性をおいてけぼりにしてしまうのです。
2.女性の話に入っていける男性はレアキャラ
コミュニケーションは女性の生き甲斐とも言えるもの。
もし選ぶとしたら、できるだけ女性に喋らせてくれる聞き上手な男性だと良いでしょう。
一言に「聞き上手」と言っても、ただ黙っているだけではなく、適度に相槌を打ったり質問してあげられる人であることが大切。女性が最も不満を感じるのは、自分を無視したり話を聞いてくれない相手。
だから、あなたに無関心な彼や、無口で会話がない彼だとストレスを感じてしまうのです。
3.男性は議論好きな反面、雑談は苦手
男性が求めている会話の内容は「意思の伝達」や「問題解決の方法」。女性から見ると必要最低限で味気ないものが多いとされます。
もちろん中には気さくで会話好きな男性もいますが、本能としては口数が少ないのが男性の性質だと言われています。
また、男性は左脳をフルに使って話をしているため、女性よりも話の流れが飛びにくく一貫しています。そのため、会話の中身が広がらないのです。
そのため、女性側があまりに取り留めない話を振りすぎると、男性の頭がパンクしてしまうという訳ですね。
4.男女が円滑にコミュニケーションをするには
女性が男性に話をして欲しいと思ったら、 何か自分では解決するのが難しい質問などを振ってみるといいかもしれません。
他にも、「人」の話よりも「物」の話をすることもポイント。男性は「物事」を考える事が好きだからです。
一般的に、他愛無い雑談が苦手なので、女性側が話しやすいようにエスコートしてあげると話は弾むはず。
お喋り・会話の経験値や技術なら、圧倒的に女性が上なので、女性が会話の主導権を握り、リードするぐらいで丁度いいのです。
おわりに
もしも上手くいっているカップルが周囲にいたら、じっくり観察してみてください。複数の恋人たちを見てみると気付くはずです。
仲のいい男女は、一日の会話時間が長いということに。そう、上手くいっているカップルは、コミュニケーションが円滑に進んでいるのです。
逆に、冷え切ったカップルは会話がほぼありません。皆まで言わなくても…という日本的な考えは、実はコミュニケーションの怠慢という訳なんですね。
どうぞ皆さんも相手と自分の違いをわかった上で、楽しくおしゃべりしてみて下さいね。
(脇田尚揮/ライター)