付き合っているうちは「大人でかっこいい!」と思っていた社会人彼氏の特徴も、長く付き合ううち、さらに結婚となってくると、自分を悩ませる原因になってしまうことも。
結婚してから苦労する前に、その特徴を知って回避したほうがいいのかもしれません。
そこで今日は、櫻井秀勲さんによる著書『結婚こんな男性を選びなさい』を参考に、「付き合うと苦労する社会人男性の特徴」をご紹介します。
1.「持ち物が高価」な男はキケン
「たしかに、それでピカピカの新車に乗っていれば、気分はいいでしょう。しかし、結婚を前提に付き合っているとしたら、少々危険です。まずはお金の出所をそれとなく探り出すことです。」
ブランドのバッグにスーツで、高級車に乗って迎えにきてくれたら、ぐっとくるのが乙女心。
しかし、若いうちから給料やボーナスを高価なものにつぎ込んでしまうと、結婚したあとに家計のやりくりに苦労してしまいます。
とはいえ、よれよれのスーツやボロボロの靴では、社会人として心もとないのもまた事実。「ここぞ」というところに適度に高価なものを身につけている男性が、結婚には向いているのかも。
2.「批評家気取り」な男はキケン
「他人をケナしはじめると、いつのまにか自分を高みの存在においてしまいがちです。
そうなると、思いやりのない人間になってしまうのです。思いやりのない人間と、長年一緒に暮らすほど、苦痛はありません。」
批評家気取りで他人を評価する体でケナす男性はどこにでもいるもの。特に好意を抱いている相手がそんな話をしていると、「この人はすごい人なんだ」と錯覚してしまうかもしれません。
しかし、当然ながら人をケナしてもいいことは何もありません。
そんな男性よりも「○○さんはこんなところがすごいんだよ」と、いいところを見つけられる男性の方がよいでしょう。
結婚しても奥さんをケナさず、よいところにいつも感謝してくれる夫になるかも。
3.「忙しいアピール」をする男はキケン
「一流になった男は、例外なく忙しいのを結構楽しんできた男たちです。(中略)
忙しいからダメ、ひまがないから何もできない――こういう単純な頭脳の持ち主では結婚しても、先が見えています。」
「仕事が忙しくて他のことができない」というカレに対して、「そんなに仕事をたくさん任されて、将来はきっと出世するだろう」と期待する女性もいるのでは。
しかし時間を有効活用できている男性は「最近忙しくて何もできない」なんて言いません。
忙しくても、時間を作ってデートにあてたり、自分の趣味や勉強をしてプライベートと両立できたりする男性こそが、将来いい夫になるのかも。
4.「味へのこだわりが強い」男はキケン
「それに若いうちから舌が肥えてしまうと、家庭の材料自体がレストランのそれより劣っているわけですから、どうしても受け付けなくなってしまうのです。」
料理の味に対していろいろ意見を言う男性は、その場では「味の違いが分かる男」と素敵に見えるかも。
しかし、結婚してから自分の料理に文句ばかり言われては、料理を作るのも嫌になってしまいますよね。
それより、何を食べても「おいしい」と言う男性のほうが、手料理もおいしく食べてくれるはずですよ。
おわりに
いかがでしたか?「彼って大人の男って感じでステキ」と思っているポイントも、マイナスに働いてしまうかもしれません。
むしろその逆の特徴のある男性のほうが、穏やかな結婚生活を送れる可能性大。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(福嶺美優/ライター)
参考図書:櫻井秀勲著『結婚こんな男性を選びなさい』三笠書房