「○○ちゃんって意識高いよね」
大学生の間でまことしやかに囁かれる、なんとも皮肉めいたこのセリフ。
意識が高い、は本来良いはずなのに、なぜか周りから疎まれがちです。その上、疎まれていることに気づいていない強靭な精神力を持っている人もいます。しかし、そんなデキ女を男子は牽制しがち…。
今回は、意識高い系女子がやってしまいがちなNG行為を徹底的に洗い出したいと思います。非モテ行動にならないように、気をつけましょう!
1.海外旅行で「意識変ったわ」発言
「Facebookに東南アジアに行った時の写真あげて、『狭い世界で生きてたんだな』って投稿するヤツ。乙です(笑)」(22歳/大学生)
「2週間とか海外行ったくらいで、ドヤドヤしてる子は見てて面白い。いったい何を吸収してきたらそうなるの?」(21歳/大学生)
圧倒的に多かったのが、Facebook投稿に関してでした。
海外に行くと確かに価値観が変わることがありますとね。それは間違っていないはず。
しかし、たかだか数日、数週間の旅行で何が分かる、と批判の嵐になっています。いいね!とは微塵も思われていない可能性が…。
2.強すぎる正義感
「いや、分かってる。授業中に話しちゃいけないことは分かってる。でもさ、わざわざ注意する?(笑)」(20歳/大学生)
「無駄に正義感の強い学級委員長タイプは、友達まで。ぶっちゃけ、友達も厳しい(笑)」(21歳/大学生)
そうです。意識高い系女子の損なところは、間違っていないのに、だからこそ煙たがれてしまうところです。
自分と異なる価値観の持ち主の言動にイラッとしても、華麗にスルーするスキルを身につけましょう。
3.カフェでも居酒屋でも関係なし!
「空気読まずに、政治の話とかぶっこんでくる女の子。それ、今話さないといけないことなの?」(24歳/大学院生)
「久しぶりにデートにきたと思ったら、なぜか食事の間中、彼女の研究内容について力説されました…。正直、ちょこっとひきました」(21歳/大学生)
たまには、真面目な話をしたい!そんな風に思う気持ち、非常にわかります。
しかし、ディスカッションの場でないにもかかわらず、トピックを提示してはいけません。
学問の話は、あなたに振られたときに満を持して話すべきことです。どうしても話したかったら、教室で納得のいくまで話して下さい。
4.自分のことでは飽き足らず、人にお説教
「君の趣味が勉強のように、俺の趣味は漫画だったり、アニメなんだよ、ほうっておいてくれ」(19歳/大学生)
「出てくる意見に『生産性がない』『それやる意味あるの?』って連発してくる子。彼女でしたが、身の危険を感じて別れました(笑)」(18歳/専門生)
論理的に生きている意識高い系女子のみなさん。たとえ無駄だと思っても、それをはっきり口に出してはいけません。おそらく好意で注意しているつもりなのでしょうが、完全に逆効果になってしまいます。
お説教をすると、男の子はあなたのことを親のような存在だと意識してしまいますよ…。まずは相手の意見を認めてから、やんわりと反対意思を表示するようにしましょう。
おわりに
積極的で、多方面にアンテナを張って日々を忙しく過ごしている意識高い女子たち…。
しかし、蓄えた知識をひけらかすことほど、残念なことはありません。一度「意識高い系」の人種だと認識されてしまうと、男の子からは一線を引かれてしまいます。
意識が高いことをうまく隠して、ここぞというポイントで小出しにした方がまわりの評価が上がりますよ。
(神野悠/ライター)