女子校という特殊な空間で育つと、ちょっと偏った女子になってしまうことが多いよう。
そんな女子たちに「ついしてしまう行動」を聞いてみましたので、その特徴を紹介します。
1.自虐ネタが多い
「長年彼氏がいないことも、モテないことも、もはやネタ。
合コンに行くたびに失敗話ができてまたネタになる…別にそれを望んでるわけじゃないんですけどね!」(20歳/大学
「女性お笑い芸人のように振舞っている自分を、たまにふと俯瞰してしまう。
いつまでこんなかんじでいるんだろう。でももう…モテ女子風になんてできない…!」(22歳/大学生)
女子校で大切なのは「いかに面白いか」ですから、女子校出身者は順調な恋愛話はあえてあまりしません(面白いわけないですもんね)。
それよりも不幸話、失敗話…それをネタに昇華させてみんなと笑いあうことを良しとします。
それが普通なので、失敗したってハートは頑丈。…でも「気付くと自分だけ独り身だった」という本気で悲しい立場になってたりしますので、気をつけたいところです。
2.ドSかドMかである
「私としては普通に的確なコメントをしていたつもりが、『毒舌キャラ』扱いされていたのが納得いかない。」(27歳/マスコミ)
「学生時代は『そのパーマひどい、のびきったラーメンみたい』とか辛辣コメントをもらっていたから『髪型変えたね、それも可愛いね~』と女子の同僚に言われたとき戸惑いました。褒められた時どんな反応すればいいの…」(23歳/メーカー)
女子校ではかなりの手厳しいコメントが飛び交います。もちろん悪口を言ってるわけではなく、友情ゆえの手厳しさ。
そして厳しく言われるほうももはやそれが普通なので、物ともせずです。そんな環境で育った逞しい女子たちが一般社会に出ると、その「ゆるい優しさ」に戸惑いを隠せません。
3.女子会でデトックス
「すべてを女子会で吐き出して、笑って泣いて、そして次の日からまた働けるのです…。」(25歳/金融)
「彼氏がいても旦那がいても、女子会での『最近どーよ』はかかせません。黒歴史も本音もすべて知っている怖い友達たち…頼りにしてます」(30歳/マスコミ)
女子校でできた友達はすべてをさらけ出している一生の宝物。
ではあるのですが、この女子会の居心地のよさゆえに「彼氏いなくても平気」になってしまうことも。過ぎた女子会は危険です、気をつけましょう。
4.いざという時は誰より男らしくなれる
「社内のレイアウト変更の時、大きくて重たい荷物もすべて平然と運んでいたら『女の子なんだから無理しないでいいのに…』と驚かれた。
そうか、こういうところがだめなのかと思った。」(26歳/メーカー)
「学園祭実行委員をやっていたので6畳テントを2人で組み立てられますが、そんなスキルあってもモテないんですね」(23歳/大学生)
女子しかいないゆえに、行事につきものの力仕事も汚れ仕事もすべて自分たちでやっていたので「おも~い」「これやって~」なんてセリフを言うなんてプライドが許さない、というより何も考えず自分でさっさとやってしまう癖がついてしまっている女子校育ち。
そのへんの男より頼りになります!
おわりに
いかがでしたでしょうか?女子らしい女子に憧れつつ、社会に出ると「頼りになるな~」とおじさん上司に褒められる女子校出身女子のみなさん(そして同期はイケメン先輩に上手に甘える)。
逞しいのも面白いのも十分、次は女子磨きをがんばりましょうね!
(福井優/ハウコレ)