かつて一世風靡したギャルもすっかり激減し、最近では落ち着きつつある女子のオシャレ事情。
が、しかし!シンプルになりすぎたファッションや、芸能人のインスタなどを通して新しく生み出されるアートなオシャレを理解できず、「なんか汚い…!?」と感じる男子もちらほら。
自分が好んで身につけたファッション、一生懸命作ったヘアスタイルが、男子目線では「汚シャレ」だと思われているなんて虚しくないですか?
今回は実際の意見をもとに、男子が考える「女子の汚シャレ」についてお届けしたいと思います。
1.ゆるすぎるファッション
「最近は宮﨑あおいのようなナチュラル志向が流行ってるの?
にしても、真っ白なTシャツにもんぺみたいなズボンをオシャレだと言われてもね…『農作業でもするんですか?』って聞きたくなる」(21歳/運輸)
「男にもいろんな奴がいるから一概には言えないと思いますが、明らかに体のサイズに合ってないでかいTシャツをワンピ風に着るのはやめてほしい。
全然オシャレじゃないし、なんか中途半端。男子が望んでるのはブラウスにミニスカートとか、若々しい感じだと思う」(24歳/大学院生)
うーん、女子から見るとオシャレ上級者なんですけどね。ただ、ゆるっとしすぎた格好は体のラインを覆い隠してしまうので、確かに女性らしさには欠けるのでしょう。
女友達と出かける時はいいけれど、男子の目線を集めるには鉄板のミニスカートやワンピをチョイスした方が良さそうです。
2.最先端を走ってるつもりのネイル
「『見て見て!すごいでしょ!!』って彼女が興奮気味に見せてきたのはまさかのニンニンジャ―が施されたネイル…キャラ好きなのは構わないけど、その爪で仕事行くって常識的におかしくね?」(23歳/飲食)
「妹のネイルが剥げてたので指摘したら、『これはそういうネイルなんだよ』って言われてたまげたわ。なんだよ、こんなボロボロの汚いネイルが最先端!?ありえん!」(22歳/大学生)
賛否両論を巻き起こしている「キャラネイル」と「塗りかけネイル」。
手元は人目に触れる機会も多いですし、ファッションやヘアのように毎日チェンジできないので、巷の最先端オシャレをネイルに詰め込むのはやや危険かも。
主張の少ないシンプルな単色塗りやフレンチネイルくらいが清楚かつオシャレな印象を与えます。
3.違和感ありまくりなメイク
「困り眉とか、やたら太くて平行な眉とか、眉毛を強調するメイクは男から見ると変だな。
女友達には『眉で印象変わるんだよ』って聞いたけど、正直イモトにしか見えないよ」(20歳/フリーター)
「ギャルのモリモリ目元は嫌。でも、アイメイクほとんどなしで真っ赤な口紅ってバランスおかしい!わざとほくろやそばかすを描くのも理解しがたい」(23歳/会社員)
す、鋭い指摘…!男性陣は、「メイクはコンプレックスを補って、顔を明るくきちんと見せるもの」だと考えている様子。それゆえ、必要以上に盛りすぎるのはもちろん、元々ない物をつけ足す、全体のバランスがおかしいなどのメイクは受け入れがたいようです。
足し引きが難しいところですが、色味は控えめにしつつ、どのパーツも少しは手を加えることで「きちんと感」を演出しましょう。
4.ボサボサなのか抜け感重視なのか分からないヘア
「抜け感のあるヘアスタイルが人気みたいですが、僕はきちんとセットされた髪の方が好きです。
ただボサボサしてるようにしか見えないし、髪の毛傷んでそう」(19歳/大学生)
「未だにソバージュっぽいパーマかけてる女子いない?今はデジタルパーマっていうのかな?俺ダメなんだよね、あのチリチリ感」(25歳/広告)
「髪は女の命!」なんて言われても、コロコロ変えたくなるのが女の性。しかしその結果、お金をかけてこだわったヘアスタイルも男性には「傷んでいる」としか映らないようで…ああ、悲しい!!
くせ毛を生かした動きのある前髪や、今流行りの無造作ヘアは「ケア怠っている」という印象を与えてしまうので、男子ウケを意識するのならばエアリー感を出さないストレートヘアか、ワンカールにとどめておくのが得策といえるでしょうね。
おわりに
いかがでしたか?
最近は芸能人のインスタが度々話題に上りますが、新しい流行を生み出すことが仕事の一部といえる彼らにとっては「オシャレ」でも、一般人には「汚シャレ」と感じる場合だってあるんです。
「彼氏が欲しいな」と思っている女子は、ぜひ「ゆるっと感」に偏りすぎない正統派のファッションやメイクを大事にして男子ウケを狙いましょう。
(成瀬いづみ/ハウコレ)