恋はやっかいなもの。
ダメンズと付き合って、する必要のない苦労をしながらも「私にはカレしかいないの!」と何年もその恋に費やしてしまい、結局破局した方も多いのでは。
「なんであんな男と何年も付き合ったのかしら!」と後から思ってみても、あとの祭り。
その時間は残念ながら返ってきません…。時間は限られているもの。幸せになれる本物の恋を確実にその手に掴むには、心得ておくべきことがあります。
そこで今日は、心療内科医の鴨下一郎さんの著書『「選ばれる女性」のちょっとした習慣』を参考に、「本物の恋を掴むコツ」をご紹介します。
1.肩書きや外見で決めない
「自分で選んで、自分から本物の恋愛を手に入れようとする人は、地位や職業や保護してくれる人かどうかを別にして、『自分も相手も両方が幸せになっていける人』という視点で男性を選んでいこうとするでしょう。」
男性を見るとき、大学名や外見で評価していたら要注意です。いくら勉強ができても顔がよくても、結局は付き合ううえで大切なのは中身と相性。
上辺だけの付き合いでは、恋を長続きさせることはできません。一緒にいてお互いが安心できる相手、楽しいと思える相手を選ぶことが大切です。
2.相手の幸せを考えて行動する
「でも残念ながら、その人が待ち望んでいるような白馬の王子様は、実際には少ないというのが本当です。
少ないばかりでなく、いまの男性の中には『自分を幸せにしてくれる女性』の出現を待っている人が増えてきているのです。」
男性だって幸せになりたいと思うもの。『草食系男子』という言葉が流行る現代では、特にその傾向が強くなっているのかも。
自分の幸せばかりを考えていると、相手からは愛想をつかされてしまいます。自分の幸せを考えて行動してくれる女性を、男性も幸せにしたいと思うのは当然のこと。まず相手の幸せを考えて行動してみましょう。
3.「NO」と言える勇気を持つ
「いつもいつもイエスと返事できることは、ある意味ではその人の美徳です。
けれど、イヤと言えない自分でいては、ともすれば『都合のいい人』になってしまう可能性もありますね。」
特に自分は意識していなかった相手からアプローチされたとき『まあ、いいか』と軽く付き合ってしまうと、後悔することも多いもの。
もちろん、付き合っている彼からのお願いであっても、本当は嫌なのに嫌われたくないからといっていつもイエスと言うのは、やはり本物の恋を遠ざける原因となるでしょう。
なにかトラブルがあったとき『こんなつもりじゃなかったのに!』という気持ちになりかねません。はっきりとNOを言える勇気もときには必要です。
自分でよく考え、本当に好きな相手を選んで付き合うといいでしょう。
4.少ないチャンスをものにする
「それでも『この人なら』という人に巡り合えるチャンスというのは、実際にはそれほど多くはありませんし、自分も相手も大きく成長できるような本物の恋愛を経験できる機会も思うほどに多くはないものです。」
男性が多くいる中でも、運命の相手に巡り合えるチャンスはそれほど多くはありません。自分に本当に相性が合う相手に出逢ったら、そのチャンスを逃さず掴み取ることが必要です。
そのために『この人だ!』と思った相手と出逢ったら、自分から攻めの姿勢で臨みましょう。
おわりに
いかがでしたか。一度きりの人生、妥協せず思いっきり幸せな恋を掴んでくださいね!
(福嶺美優/ハウコレ)
(横田 彩夏/モデル)
(柳内 良仁/カメラマン)
参考図書:鴨下一郎著『「選ばれる女性」のちょっとした習慣』青春出版社