1.一見さんはお断り
祇園のお茶屋さんに「一見(いちげん)さん」は入れません。それは、お客さんの好みなどを把握し、その人に合わせた対応をするためにできた決まり。
たしかに、彼のデータがないままに、変にアプローチしてしまうと逆効果ですね。知り合ってすぐ、女の自分を出すのではなく、話しやすいお友達として近づいて彼の情報を引き出しましょう。自分のキャラクターを全面に押し出すのはNG。あくまでも聞き上手になって、彼の好みを探りましょう。
2.お茶汲み女になる
舞妓は、京都の東山周辺の水茶屋から始まりました。その店で働いていた茶汲女(ちゃくみおんな)が歌を聞かせ舞を見せるようになったのが舞妓の始まりです。長旅で疲れた人々を癒してあげたい、楽しませたい気持ちが現代の舞妓さんにつながったわけです。
男性は、褒められることがほとんどない厳しい社会で生きています。そんな彼らの癒やしになるべく、よく褒め、よく笑い、楽しませるお茶組み女ポジションを獲得しましょう。
3.芸は売っても身は売らぬ
舞妓さんのモットー「芸は売っても、身は売らぬ」。あくまで彼女たちは遊女とは区別され、客の自由にならぬものという気概を持っていたそう。一度征服した女性に興味が失せるのは男性の性(さが)。
コラムの項目(2)の様に好意をアピールしお茶汲み女になった後は、早い時間に帰宅する、など手に入りそうで入らない女性を演じましょう。
4.男女関係はしゃべらない
舞妓さんには「殿方(=客の男性)と交際していても、それを口にしてはいけない」というルールがあります。お客様にも、交際相手にも無礼になるというのが理由だそうです。
つい相手の気を引きたくなって、自分が仲良くしている男性の話をしてしまったりするものですが、NGです。長く大事にされたいなら身奇麗な女を演じましょう。飲み会の話や、夜遊びの話はしないように心がけましょう。
5.良妻賢母を演じる
一つひとつのご縁を命のように大切にするお茶屋さん。 長年のお客さんにとって、お茶屋という空間は、我が家のようなものだそうです。
男性だれしもいつかは結婚したいと思っているものです。料理が得意、や、子どもが好き、など会話の端々にいれこんで、家庭的な女を演じましょう。
おわりに
いかがでしたか?舞妓さんの上品さを恋愛に生かして、上品な恋愛をしてみませんか?絶対にイイ女だと思われる5つのポイントなので、このご縁がもしだめだったとしても、彼の紹介などでまた出会いが増えるかもしれませんね。
(YUKI/ハウコレ)