6月になると、しばらくするうちに梅雨が始まって雨の日が増えてくるよね。
そうすると、外にお出かけできる日も貴重なものになってくる。そんな大切な休日に、大事な友達や彼氏と遊びに行けたら楽しいよね。
一緒に行くってことはお互いが予定を合わせる必要があるのはもちろんだけど、他の予定がないのに来てくれない、そんなのって悲しいよね。もしかしたらこちらの誘い方がよくなかったのかなあ?
今回は、友達や彼氏を遊びに誘う場合の「うまくいかない誘い方」を一緒に見ていこう。
1.どうせ来ないと思う
相手に言う前から自分の中で「どうせ来てくれるはずないし……」と思ってしまう、なんてことはないかな。だれだっていつでも自信100%というわけにはいかないから、そう思っちゃうのはしかたないよね。
だけど、「どうせ来ない」と思っていると、それが知らず知らずのうちに自分の態度に表れてしまうもの。「誘いたくないけど無理して誘ってくれてるんだな」って社交辞令みたいに思われちゃうよ。
すると相手は「行きたいけど迷惑になりそうだから遠慮しよう」ってなっちゃう。少しは来てくれそうな気がするっていう段階になったら改めて誘ってみよう。
2.どうせ来ないと言う
心の中で思っているだけならまだましなほう。相手の前で、たとえば「来てください。どうせ来ないだろうけど」みたいな言い方をしてしまうと、本当は来たかったかもしれなくても来なくなっちゃうよ。
「来てください。でも忙しかったらいいです」なんていうのも、相手に気を遣ってるだけであっても、言わなくていいんだ。忙しくても行くか、忙しいからやめるかは相手が決めることだからね。
ほかにも、たとえば相手が「行けたら行くね」とか言ってくれたときに、こちら側が過敏になり過ぎて、「そういう言い方をする人は来ない」とかって言ってはいけないよ。
向こうからすれば、「せっかく行こうとしてるのに……」って思って嫌になっちゃうからね。
3.何度もしつこく言う
どんなに自分が楽しいものだと思っている遊びでも、そこに相手をしつこく誘ってはいけないよ。明るくて良い印象で「楽しいから来てね」と誘ったとしても、それが何遍も繰り返されたらだれだって面倒くさくなっちゃうからね。
積極的な誘い方の場合だけじゃなく、控えめな誘い方の場合でも粘りすぎてはいけないのは同じ。「来ても面白くないけど……」とか、「期待しないで待ってる……」とかいう誘い方だと遠慮して謙虚な人みたいに思えるかもしれないけど、それを何度も聞かされる側としては、無下に断りづらいからこそ狡猾な無理強いみたいな感じがして引いちゃうんだね。
一回言って趣旨がきちんと相手に伝わったら、あとはそのままにして返事を待っていよう。
4.ほんとに来たと言う
相手が実際に来てくれたら、誘ったこちら側としてはとっても嬉しいよね。
それでついつい「ほんとに来た」と言って喜んでしまう人がいるんだけど、それを聞いた相手はもしかしたら傷ついてしまうかもしれないよ。そんな風に言われちゃうと、なんだか自分が信用されていなかったような気がしてしまうからね。
だからといって、つまらなそうに「あ、来たんだ……」なんて言うのもおすすめしない。言われた相手は「もしかして来たら迷惑だった?」って思って不安になっちゃうよ。
そうすると、せっかく今回は来てくれたのに、次回からは二の足を踏ませることになり、お誘いが成功しづらくなっちゃうんだ。次の機会は実は今から既に始まっているんだね。
羽林由鶴さんからのメッセージ
友達や彼氏を遊びに誘う場合のうまくいかない誘い方、いろんなパターンがだんだん見えてきたよね。これらのパターンに陥らないようにして、その逆をやっていけば上手に誘うことができるようになるよ。
その遊びを自分が好きだという気持ちを相手に伝えようとするのも悪くはないけれど、加えて、その遊び自体のことを話してそこから相手自身に面白さを感じ取ってもらうようにすれば、押し付けがましさが無くなってスムーズに受け入れてもらえるようになるんだ。
どうしても来てほしい人がいるときには、今日のポイントを思い出してみてね。
(羽林由鶴/ハウコレ)
(横田 彩夏/モデル)
(柳内 良仁/カメラマン)