こんにちは、ライターの矢沢ゆうです。
女性ならPMS(月経前症候群)という言葉を1回でも聞いたことがあるかと思います。
生理前に腹痛が起きたり、イライラしたりと様々な症状が現れるあの嫌なヤツです。
ハウコレ読者の女性にもPMSで悩んでいる方がいるのではないでしょうか。
現代の恋愛事情では、このPMSが原因でカレと喧嘩をして別れてしまうというカップルが急増中。女性の身体的な現象で大好きなカレを失ってしまうのはとても辛いですよね。
しかし、男性の中にも「PMSは甘えだ!」と考える人がいるのもまた事実です。
そこで今回は、PMSが酷い時にカレと衝突しないポイントを、自分で改善できるものからカレと一緒に改善できるものまで、幅広く4つご紹介したいと思います。
1.PMSになりやすい食事があることを理解する
「カフェインがPMSを悪化させる原因って分かって、コーヒーを1日1杯に制限をした。そしたらPMSが改善されたよ。」(24歳/事務職)
カフェインの他にアルコールもPMSを悪化させる原因というのは聞いたことがあると思います。これらの他には意外にもお漬物やお味噌汁などの、塩分濃度が高いものがPMSを悪化させるものとして挙げられます。
しかし、お味噌汁の塩分濃度の高さは主役のお味噌が大きく占めているというだけなので、具を多めに入れるだけでも減塩の効果があります。
PMSの時は、お味噌汁の具をいつも以上に増やしてみるといいかもしれませんね。
2.自分のPMSがどんな症状で出るのか把握する
「私はPMSの症状で肌が荒れるって分かったから、肌に気を遣うようにしている。自分の症状を知るのは大事。」(21歳/大学生)
PMSの症状には「身体的なもの」と「精神的なもの」の2つに分かれます。むくみや肌荒れがひどくなったり、イライラしたり泣きそうになったり、その症状は様々。自分の症状を把握することで、何に気を遣えば良いかが見えてきます。
身体的な症状が強く出る場合は、その部分に合った対処法を、精神的な症状が強く出る場合はとにかく「リラックス」を心がけてみましょう。
3.カレに生理の周期を伝える
「私は彼に生理の周期を伝えた上でPMSの事を話した。生理の周期が分からないといつPMSが来るか分からないからね。」(26歳/飲食関係)
ハードルが高いですが、これはとても大切です。大体、生理の1週間前~3日前にPMSの症状が出てきます。カレに生理の周期と共に「この時期からこんな風になり始める」ときちんと伝えれば、カレも素直に聞き入れてくれるはず。
また、カレも「この時期はセックスを避けた方が良いかな?」と考えるようになると思います。このような情報共有ができるキッカケ作りを自分からしてみましょう。
4.自分の要望をカレに言う
「彼女は『生理前は不機嫌になるから、ほっといていいよ』って言ってくれた。そう言ってくれると喧嘩を避けることが出来るから安心するよね。」(25歳/アパレル関係)
PMSの時に「ほっといて欲しい」のか「優しく抱きしめて欲しい」のか、カレに望むことは人それぞれ違います。
生理周期とセットで自分の要望をカレに伝えることで、さらにカレの理解も深まります。
男性は女性の体のことは分からないことだらけなので、自分の口から素直な気持ちを話す勇気を持ちましょう。
おわりに
PMSは本当に辛いです。だからこそついついカレに理解を求めてしまいがちに。
しかし、カレに理解を求める前に自分自身が改善する姿勢を見せましょう。
そうすることで、カレもすんなりPMSを受け入れてくれるかもしれませんよ。
(矢沢ゆう/ハウコレ)