ちょっと気になる男子がいると、その彼にまつわる情報がなんとなく耳に入ってきやすくなったりするよね。
わざわざ調べようとしてるわけじゃなくても、つい敏感になって好きな人に関する話だけ頭が勝手にピックアップしちゃうから。
中でも一番気になる情報といえば、彼が自分のことをどう思っているか。好きなのか、嫌いなのか、はたまたなんとも思っていないのか……
どうしても知りたい彼の本心を知るためには、何をすればいいんだろう?
そんな方法があるんだったら教えてほしいよね。じゃあ、今日の話に入ろうか。
1.避けられてると思ったら
どうでもいい人に避けられたとしてもただ嫌な感じがするだけだけど、気になる彼に避けられてしまうのはとっても悲しいよね。
といっても、避けられてる事が明らかにわかるとは限らず、もしかして避けられてる……?くらいの感じの場合もある。このほうがかえってどんどん悩みが深くなっていくかもしれないね。そんなときは、「ねえ、私のこともしかして避けた?」って彼に聞いてみよう。
こちらの思い違いなら「え、そんなことないよ!」って言ってくれるから安心。彼が実際に避けていたとしても、「君のほうが避けてるように見えたから……」なんて本音を打ち明けてくれたりする。
こうやって彼の本心を知れば、別にあなたが彼から嫌われているわけではないってことがよくわかるよ。
2.うぬぼれかもしれなくても
気になる彼から嫌われてるんじゃないかって考えると不安になって本心を探りたくなるけど、逆に彼から好かれてるんじゃないかって思えるようなときにも、本当にそうなのかどうかどうしても知りたくなってくるよね。
たとえば彼があなたのことを待っててくれたっぽいとき。あとで一人になってから、「あのとき彼は私のことを待っててくれたみたい……」と思い返して喜ぶのもいいけれど、それよりはその場で「待っててくれたの?」と声をかけてみよう。
その理由は、ぬか喜びしないためとかじゃないよ。相手にその場で声をかけて、彼の口から直接に本心を聞いたほうが、あなたの中で彼との間の結びつきをより強く実感できるようになるんだ。
3.彼から話し出すときは、ゆっくり聞いて
とはいえ、質問すればいつでも彼の本音が聞けるっていうわけでもないんだ。たとえば彼が自分から何かを言おうとする素振りを見せたとき。
そんなときは、わざわざこちらから質問しなくても、彼は本音を教えてくれようとしているよ。
彼はなにも意識して正直に語ろうと思っているわけではないけれど、だからこそいいんだ。逆にこっちから質問すると彼は変に構えてしまって本心ではなくなってしまう。
彼からすれば、「何で聞くんだろう?」とか、「これは言わないほうがいいかな……」とか考えてしまうからね。
無理に引き出そうとするのではなく、あくまでも自然に、なにげない感じで話を聞いていれば、勝手に彼の本心が見えてくるよ。
4.相手の気持ちをまとめない
彼がつらかったという言葉を使ったなら「つらかったんだ~」と繰り返すのはいいけれど、そうじゃなければ言わないでいいんだよ。
共感してあげたいっていう気持ち自体は大切なんだけど、彼がつらいと言ってないのに「つらかったんだね……」とかこっちが代わりに言っちゃうと、彼は自分の中の「つらい」という感情を自分自身で消化することができなくなるの。
消えずに残った感情の塊は、そのあとに出てくるはずだった彼の本心をふさいでしまう。
もやもやした苦しみだけが続いてストレスがたまり、彼がつらいのは本当はあなたのせいじゃなくても目の前にいるというだけの理由であなたに対してマイナスのイメージを抱いてしまうことがあるから気をつけようね。
羽林由鶴さんからのメッセージ
彼はきっとこう思ってるに違いない……なんていう想像で彼の心を決めつけないようにしよう。
こういうとき男子はこう思ってるって書いてあった……なんていう他人の一般的な情報よりも、目の前にいる彼と話をしよう。彼とかかわらずに彼の心を理解できる魔法やおまじないのような方法はないの。
でも、それって残念なことじゃないんだよ。そんな魔法がこの世に存在していないおかげで、女子は気になる男子と直接かかわって仲よくなることができるんだから。
あなたの好きな彼の本当の気持ち、知りたいよね。その知りたい気持ちこそが、彼とかかわる際の緊張やストレスを乗り越えさせてくれるはずだよ。
(羽林由鶴/ハウコレ)
(柳内 良仁/カメラマン)