彼のために尽くすのもいいけれど、たまには自分のわがままも聞いてほしい!それが、乙女ゴコロですよね。
男女の違いを知って、彼にわがままを聞いてもらえる上手なコミュニケーションを目指しましょう。
1. 1つずつお願いして、彼にストレスを与えない
聞いてほしいわがままがあるなら、彼が何もしていないときを狙って、1つだけお願いしましょう。
メンタリストDaiGoさんいわく「男性脳は基本的にモノタスクのため、目の前のひとつのことしかできません。」とのこと。
多くの女性にとって、これから先の彼との予定が増えれば増えるほど、わくわくして嬉しいものですよね。
でも、1度にいろいろなことをするのが苦手な男性には逆効果。あなたと行く場所や、やることの予定が増えるほど、彼は面倒に感じてしまうかも。
「夏の旅行はハワイがいいな~」と伝えたら、旅行が終わるまで大きなお願いは控えましょう。
2. 具体的に伝えよう!「わかっているだろう」はケンカの元
なるべく具体的にお願いすることも、大切です。「ハワイに行きたい」の一言で想像する旅行内容は、人それぞれ。
女友達同士なら、「あの子とならビーチでのんびり旅行だな」とか「あの子は、ショッピングやレストラン巡りがいいよね」と察しがつきます。でも、男の人にはそれができません。
DaiGoさんは、男性脳は「言われたことを言われたとおりに、忠実にこなそうとします。」一方「女性が発する言葉には、その前後に、“言葉になっていない言葉”がある」とも言います。
男性にとって「こう言っているということは、こういうことかも?」と予想するのはとても困難なこと。
「ハワイに行きたい」と言われれば、今聞いた言葉通り、ハワイに行けさえすればいいと捉えられてしまう確率が高いです。
どんな風に過ごしたいのか、どんなホテルがいいのか、どんな食事がしたいのか、具体的に伝えましょう。
すべて叶えるのは不可能だとしても、できる限り理想に近づけてくれるはず。
3. 感謝や喜びは大げさに
感謝を表現することも、もちろん大事です。自分の言いたいことが思った以上に伝わらない場面って、よくありますよね。
感謝や喜びも、伝わっていると思っていても伝わっていないかも。
自分では言い過ぎだと感じるくらい、大げさに喜んで、しっかり感謝を伝えましょう。
人は、喜んでもらえると嬉しいもの。「そんなに喜んでくれるなら、また何かしてあげよう」と思うものです。
もっとカンタンにわがままを聞いてほしい!は、無理?
マルチタスクや察することが得意な女性にとっては、3つのポイントを押さえるのは、すこし面倒くさいかもしれません。
でも、進化の過程をたどれば、それが男性にとっていかに難しいことかが実感できます。
人口知能の研究者である黒川伊保子さんは著書の中で「人類が狩りをして暮らしていた頃、獲物を追っている男の頭に洞窟を出たときの妻の顔がよみがえって、気にしていたら、谷に落ちたり、マンモスに踏み潰されたりするかもしれない」と書かれています。
家庭を守る役割の女性と違って、狩りに出て獲物を仕留めることが仕事だった男性の脳は、目の前のことに集中しながら進化してきたんですね。
脳の仕組みなんだから、諦めた方がよさそうです。
おわりに
ついつい「あれもこれも聞いてほしい」「言わなくてもわかってほしい」と思ってしまいがちなわたしたち。
男女の違いを理解して、上手にわがままを聞いてもらいましょう。
参考文献:
「男女脳戦略。」メンタリストDaiGo
「ちょっとしたことで大切にされる女 報われない女」黒川伊保子
(かみむらゆい/ハウコレ)
(島村 遥/モデル)
(柳内 良仁/カメラマン)