彼氏の浮気現場に遭遇、二股かけていた相手と彼氏と三者面談、あなたの浮気がバレたとき……。
絶対絶命のピンチでは、墓穴を掘らないのはもちろん、シビアな場面を上手に切り抜けられた人が恋の勝利者となります。
今回は、万が一の修羅場で不利な展開とならないための処世術を提案します。
1.浮気相手と一緒の彼氏と遭遇した場合
他の女性と一緒にいるところに遭遇した際「見てはいけないものを見てしまった」焦りと動揺で、つい逃げるように去ってしまう女性は多いもの。
しかしそこで逃げてしまった場合、後になって問いただすのはあなたにとっても彼にとっても気まずくなるのは目に見えています。
あなたは彼の恋人なのですから、バッタリ会ったら堂々とあいさつすればいいのです。
その際、隣の女性にも「恋人の○○です。いつも彼がお世話になっています」とにこやかにあいさつすれば、ライバル(かもしれない)女性を同時に牽制できます。
彼に対する疑いは、時間が経つほど妄想がプラスされがち。物理的に声をかけるのが難しい距離でない限り、その場で解決してしまうのがベストです。
2.あなたが浮気相手といるときに彼氏と遭遇した場合
浮気の是非はともかく、見つかってしまった以上、別れることになるかもしれないことは覚悟して。
「寂しかったから」「断り切れなくて」などという自己擁護な言い訳は、たとえ本当にそう思っているとしても言うべきではありません。どんな理由であろうと浮気は浮気。
大事なのは、罪状を追及することではなく、浮気するほど彼への愛情が薄くなっていた事実を認めること。
果たして気持ちが離れた状態でこれからもつき合いを続ける必要があるのか、浮気発覚をきっかけに話し合った方がいいでしょう。
彼の怒りが静まらない場合は、冷却期間を置いて。
3.二股の彼女と彼と三者面談になった場合
彼の二股が発覚した場合は、相手が望む望まないにかかわらず「彼と彼女とあなた」の3人で一度話す機会を持ったほうがいいでしょう。
三者面談というシチュエーションは、彼にとっては居心地の悪い場でしかありません。いっそ両方から逃げてしまうほうがずっと楽なはず。
そんな心境を踏まえ、それでも「自分を選んで欲しい」と望むのであれば、絶対に彼のことを責めないこと。
もうひとりの彼女の言い分や彼の言い訳を先に出させた上で、あなたは「別れるつもりはない」とふたりに宣言して三者面談は終了。彼との話し合いは日を改めて。
泣いたり責めたりする悪役はもうひとりの彼女に任せ、あなたは許す姿勢を貫く。二者択一を迫られた彼が選ぶのはどちらの女性か、考えるまでもありませんね。
4.ウソや隠し事が彼氏にバレた場合
浮気や二股といった「もうひとりの異性の存在」以外にも、恋人との修羅場はたくさんあります。
たとえばあなたが彼にずっと隠していた「言えない過去」がバレたとき、怒って責める彼を一刻も早く落ち着かせたいからといって、その場しのぎで謝るのはNGです。
あなたが悪いのは「隠していた」「嘘をついていた」事実だけで、その内容ではありません。
言えなかった事実を抱えていたとしても、その内容自体は今のあなたを構成しているひとつの要素。「これからは二度としない」ことはできても、過去を「なかったこと」にはできません。
彼に要求された場合は誠意をこめて説明し、あとは審判が下るのを待ちましょう。
ネチネチといつまでも責めてくるような彼には、媚を売るより別れを考えるほうが賢明です。
まとめ
三角関係の場合、ライバルに勝つことだけが有利な顛末になるとは限りません。逆にあなたの浮気がバレたときは、リセットするつもりで関係の見直しを。
修羅場である以上、そこにいる当事者は皆緊張しているもの。そんな中、冷静に対処できる人がイニシアチブを握ります。
まずは状況を第三者の視点で見られるよう、目をつぶったり席を離れたりしてクールダウンしましょう。
(島田佳奈/ハウコレ)