遠距離恋愛なんて、ちょっとドラマチックに思えますか?
とにかくお金がかかる&金銭トラブルは付き物
遠距離恋愛は一にも二にも、とにかくお金がかかります!
筆者自身、遠距離恋愛の経験がありますが、程度によるとは言え、「会う」までに莫大な費用と時間がかかってきます。
ただでさえ会える頻度が少なくなりがちです。
それなのにいざ会ったら会ったで、お金は交通費に費やしたために遊園地デートはおろか、水族館デートすらままならない懐状況。
お互いが社会人で自由になるお金がそれなりにあるならまだマシですが、そうでない場合、どちらかに負担が偏ると、どうしても喧嘩に発展してしまいます。
すれ違いによる心と身体のフラストレーションが溜まる
遠距離恋愛は物理的にも精神的にもすれ違いやすいです。
同じ社会人だとしても、職種によって勤労時間は異なってくるでしょう。
また、夜勤であったり、休日が少なかったりとどちらがそういった職場に勤めていると、連絡頻度も下がります。
双方が「連絡はこまめに取らなくてもいいや」と思っていれば何もありませんが、片方がそれを不満に感じていると、いずれその不満はふたりのものになります。
また、「会わない」ではなく「会えない」と思っていると、フラストレーションは溜まってしまいます。
そのため、会ったときは愛を確かめ合ったり、営めば欲求は満たされますが、会えない間はそうもいきません。
そこに、連絡が少ないことが重なればどうでしょう?
初めは上手く行っていても、段々と欲求不満になってきますよね。
そういうことがある一方で、逆のパターンも存在します。
女性側は接触行為をそれほど望んでいないけれど、「会えない」が募ってフラストレーションが爆発した男性がしつこいほどに求めてくる……なんてこともない話ではないのです。
ロミオとジュリエット効果
畳み掛けるようで申し訳ないのですが、「遠距離恋愛」という一種の障害を伴う恋愛には「ロミオとジュリエット効果」が発揮されます。
これは、恋が障害があるほど燃え上がる状態のことを言います。
どうしてこのような状態に陥るのかと言うと、障害による興奮を愛情による興奮と誤認してしまい、恋愛感情が一気に高まってしまうからなのです。この認知の歪みを「錯誤帰属」と言います。
つまり、障害があるから燃え上がっているだけなのであって、障害のない彼のことはさほど好きじゃないことが多いのです。
このため、せっかく遠距離恋愛を乗り越えても、あっさり別れてしまうカップルは多いと言います。
まとめ
以上3点から、遠距離恋愛をおすすめしない理由を語らせていただきました。
もちろん、なかにはこれらを乗り越えて結ばれているカップルもいらっしゃいます。
大事なのは何を優先すべきか、です。
その恋愛はあなたがそれだけ尽くす意義があるのか。
それを念頭に置いて今後の身の振り方を考えてみてはいかがでしょうか。
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