こんにちは、恋愛カウンセラーの木田真也です。
1.間接的に伝える
直接彼に、無神経であるとは指摘しづらかったり、伝えるとケンカになってしまうという方は、第三者を例にして間接的に伝えると良いです。
たとえば、TVの出演者が気遣いをするようなシーンがあった場合や、友達同士の気遣いについて話をしていたとき、「私もこんなふうにされたい」とか、「こういう男性って素敵だよね」と言ってみましょう。
ただし、あまり褒めすぎたり、彼とあからさまに比較してしまうと、不快感を与えてしまうかもしれません。
なので、フォローとして、「○○くん(彼氏)がやったら、もっとキュンとくる」など言って、やる気を起こしてあげるといいでしょう。
2.「おおらかである」と考える
彼の気遣いがないところを、短所ではなく長所としてとらえることはできないか考えてみるといいです。
たとえば、気遣いがないことは、ある意味細かいことにこだわらない、おおらかさのある人とも言えます。
また、ストレートに物事を言いすぎてしまうところは、正直であり素直とも言えます。
そのように彼の短所を長所に見てあげることができれば、きっとイライラすることも減ってくるでしょう。
イライラが減ると、彼への対応をも柔らかくなり、結果として彼もあなたに対して、穏やかになって気遣うようすを見せてくれることはあるのです。
3.気持ちをちゃんと言葉にして伝えてみる
彼が鈍感で間接的に伝えても伝わらないときは、直接気遣いのなさについて伝える方が良いでしょう。
しかし、それがダメ出しになってはいけません。
してほしいことをポジティブな気持ちを添えて、ちゃんと言葉に出して伝えることです。
たとえば、「こんなふうに気遣ってくれると、女の子扱いされていてすごくうれしい」「こういうことをしてくれると、付き合ったころのような新鮮な気持ちになる」など。
あなたが嬉しくなるとわかれば、彼も行動が変わるはず。彼の“してあげたい”という気持ちを大きくすることが大事です。
4.男女の違いを知る
そもそも、男性は女性と比べて気遣いがあまりできません。
気遣いができる男性は単に恋愛経験が多く、たくさんの失敗と、女性からの指摘で女心がわかっているだけということは、よくあるのですね。
ですから、あなたも彼を育てるような気持ちで接していくことが大事なのかもしれません。
男はがさつで、無神経なもの。だからこそ、してほしいことは伝えていかなければならない、そんなふうに考えるとイライラする気持ちも収まり、根気よく彼と付き合っていくことができるでしょう。
おわりに
文中でも説明しましたが、男性は、もともと無神経な生き物です。
いまは気遣いのある男性も、女性によって育て上げられるという側面はあります。
あなたが彼を育てるような気持ちで、楽しみながら伝えていければいいかと思うので、ぜひ今後の参考になさってくださいね。(木田真也/ライター)