付き合い歴が長い恋人でも、「付き合っているだけ」と「同棲している」のとは大きく異なります。
同棲するということは、彼が生活の一部になってしまうということ。
嬉しいことでもありますが、一方でお互いに嫌な面が見えたり、家族のようになってしまい恋愛対象から外れてしまうなんて危険もあり得ます。
そうならないためにも知っておきたいのが同棲してもラブラブを保つ秘訣。
そこで、イギリスの作家であるケイト・グリブル著、加藤久美子訳による『恋人たちの本』より「同棲してもラブラブを保つために毎日やりたいこと」についてご紹介致します。
1.朝のハグ
「時計のアラームが鳴り響く前に、毎朝、ベッドの中で抱きしめ合う時間を作りましょう。
ほんの二、三分だけだとしても、お互いの腕の中で一日をスタートできるなんて、幸せですよね。」
お互いに仕事をしているようであれば、あまり多くの時間を一緒に過ごすことができませんよね。
だからこそ、短くても毎日の積み重ねが大切。誰かとギュとハグをするだけでもストレスが減ると言われているので、それが好きな人となればなおさらです。
心地良い1日をスタートするためにも、大好きな人とぎゅっとハグし合って1日を始めてみてはいかがでしょう。
2.「ただいま」と「お帰りなさい」のキス
「『ただいま』と『お帰りなさい』のキスをおろそかにしてはいけません。
たとえ、後で出かける用事があって急いでいたり、あと一時間のうちに、子どもたちのご飯やお風呂を済ませなければならないとしても。愛する人を抱きしめて、なが〜いキスをする心のゆとりを持ちましょう。」
一緒に暮らしてパートナーが生活の一部になってしまうと男女の意識が薄れてしまいがちですよね。だからこそ、忘れずに毎日行いたいのがキス。
「ケンカしたまま見送った場合、事故などでその相手と会えなくなってしまったら、その朝にケンカしたことを一生後悔するから、お見送りは大切に」という話を聞いたことがありますが、好きな人にキスで見送ってもらえたら「今日も1日頑張ろう!」と思えますよね。
習慣化してみてはいかがでしょう。
3.ちょっとした気配り
「ちょっとした気配りで、愛する人の毎日をもっと快適にしてあげましょう。
例えば、彼がシャワーを浴びている間に、タオルウォーマーやオイルヒーターにタオルを掛けておく。そうすれば、彼は浴室から出たらすぐに、暖かいタオルで体を包むことができます。」
自分が「彼にやって欲しいな」と思う小さなことってたくさんありますよね。
でも、彼はそんな発想がないからやってくれないだけなのかもしれません。だからこそ、一度あなたからやってあげることで「コレをされるとこんなにも嬉しいんだ」という気持ちを彼に知ってもらうことができます。
毎日一緒に暮らすからこそ、小さな積み重ねが大きな違いになりますよ。
4.話し合う
「ふたりで話し合う時間を持ちましょう。夕飯を食べながらでも、ベッドの中ででも、電話でででも、毎日、パートナーとちゃんと会話をしましょう。
(中略)それから、パートナーがひどく疲れているときには、マッサージをしてあげて。」
同棲する前には「一緒に暮らせば長い時間一緒にいられて嬉しい!」と思いがちですが、一緒に生活しているからこそ、当たり前のようにそこにいるからこそ、改まって話をする時間というのは減りがちです。
彼も「彼女に会うために仕事を早く終わらせなきゃ」という気持ちになることなく「家にいるからいつでも話ができるから」とつい残業してしまったりと、帰宅が遅くなることも。
「毎日顔を合わせているけど、最近ゆっくり話してないな」と思ったら、あえてカフェやバーに出かけてゆっくり話をする時間を設けることは大切と言えそうです。
おわりに
何気ないことばかりですが、これを毎日行っているカップルと行っていないカップルとでは、恋愛感情面において大きな差が出そうですね。
同棲してもいつまでも彼に恋愛対象として見てもらうために、これらのことを毎日大切に行ってみてください。
参考図書:ケイト・グリブル著、加藤久美子訳『恋人たちの本』ディスカヴァー・トゥエンティワン
(栢原 陽子/ハウコレ)