あなたは「好きな人が望むことであれば、なるべく応えてあげたい!」と思いますか?
もし答えが「YES!」なら注意した方が良いかもしれません。実は、男性が望むことを何でも叶えようとする女性はモテないんです。
そこで、ジェーン・スーさんの著作『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』より「何でも彼の希望を叶える女性がモテない理由」についてご紹介します。
1.知らず知らずのうちに見返りを求めている
「男はなんでもかんでも言うことを聞く女には手ごたえを感じないらしい。とはいえ、自分の意見や好みを汲み取らない女も気に入らない。
(中略)自分の意思を押し殺して男の意見に合わせるのは、相手に手ごたえを感じさせない以上のデメリットがあります。
人の好みに無理にあわせれば、どうしたってそれに対する見返りを求めてしまうからです。」
心当たりがある方も多いのでは?「彼のためにやった」と思う行動に対しては「彼に褒めてもらいたい」という気持ちが働き多かれ少なかれ見返りを求めてしまいがち。
「私は彼のためにここまでやっているのに…」「彼は私のために全然何もしてくれない…」という気持ちが湧きやすくなるそうです。
男性は自分のわがままを叶えてくれる女性は後から見返りを求めてくるものであると察知しているため、何でも叶えようとする女性には惹かれないよう。
2.都合の良い女で終わる
「すべてにおいて、なによりも付き合っている男を優先し続ける女も、すべてにおいて、付き合っている男を特別扱いしない女も、最終的に嫁には選ばれない、というのが私たち未婚のプロの結論です。
私が収集いたしました男性陣の話によりますと、なによりも男を圧倒的に優先する女は、依存されているようで『重い』『めんどくさい』。
もしくは自分の思いどおりになる都合のいい女として、雑に扱われる。」
友達や家族との約束があっても、彼に誘われたら彼を優先していませんか?そんな女性は彼に「都合の良い女性」として見られている可能性があります。
いつ声をかけても対応可能な女性の場合「この子、暇なのかな?友達もいないのかな?」と思われ、人間性を疑われてしまう可能性も。時には断るくらいの勇気は持っておいた方が良さそう。
3.身体だけの関係で終わる
「やっちゃったことで女の気持ちがどんなに傾いても、いわゆるセフレに近い関係の男は、結婚相手から一番遠い存在。
これが、私たち未婚のプロの結論です。相手には『本命の彼女」がいて、自分は「浮気相手」となると、もっとたちが悪い。
周りを見渡してみれば、いつか1軍に昇格する夢を捨てきれない、生涯2軍選手の多いこと多いこと。」
好きな相手に甘えられたり迫られると、つい嬉しくなり「彼も自分のことが好きなのかも!」と思ってしまいそうですが、明確に「付き合おう」発言のないまま体の関係を持ってしまうのは、付き合えるきっかけを逃しているということ。
あなたが「彼女」でない限り、彼は他の女性に手を出すことも許される関係であり、あなたは体だけの関係で終らされても文句が言えない立場となってしまいます。
4.男の役を奪っている
「女を驚かせたい、楽しませたい、という気持ちを強く持っている男ほど、ロマンチックなうえにナイーブな傾向にあります。
女から、自分の想像しうるロマンチック可動域を超えたロマンを提示されたり、逆に自分が考えうる以上のおもてなし返しをされると、ガラスのハートが粉々になる。『俺は…負けた!』と。」
女性は男性に喜んでほしいと思い行動しますが、プライドの高い男性はそれ以上に女性を喜ばせたいと考えています。
そんな彼に、彼が期待していた以上のサプライズを演出した場合、彼は「俺はこの子には勝てない…」「この子にそこまでしてもらうほどの理由はない」と思われて去って行ってしまうそう。サプライズはほどほどに。
おわりに
イイ感じで仲良くなってもすぐに男性が離れて行ってしまうという人は、これが原因かもしれません。
「彼の願いに応えてあげたい」と思う気持ちは悪いものではありませんが、少しくらいは「私のお願いも聞いてくれなきゃ、彼のお願いばかりは聞いていられない」という気持ちを持つことも必要なようです。
参考図書:ジェーン・スー『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』ポプラ社
(栢原 陽子/ハウコレ)