こんにちは、ぽこひろです。
「草食系男子」という言葉が使われ始めたあたりからでしょうか。自分から好きな女子に積極的にアプローチできない男子は、結構肩身の狭い思いをしております。
かといって、草食系男子をはじめとする奥手男子も黙っているわけではありません。恋をしたときには少しでも「男らしい」と思っていただけるように誠心誠意頑張っておるわけです。
しかしながら、その懸命のアプローチもあまりにゆっくりで、かすかで、些細すぎてこれに気づいていない女子も多数いることでしょう。
そこで今回は、自称・奥手男子30人に語ってもらいました。
題して、「ナメクジなんて言わないで!僕らの好きな女子への精一杯のアプローチ」
涙なくして読めない努力の数々、ハンカチを片手に用意して御覧くださいっっっ!
1.毎日必ず、いち「いいね!」
「俺の好きな女子に対する日課。それは彼女のFBの投稿に毎回必ず『いいね!』をすること。一番最初に『いいね』を押すのは俺だ! 誰にも譲れないね」(専門学校生/21歳)
一体、なんて些細なんでしょう。しかし彼らにとっては、「いいね!」以上にコメントをしたりするのはハードルが高すぎ。
さながら、コツコツと日々努力を重ねて気持ちが届くことを祈っている乙女のようですね。きゅんっ!
2.気が付かないようにゴミを捨ててあげる
「『荷物持ってあげるよ』とか『これ捨てておくね』とかわざわざ言って何かをしてあげるのはモテる男子のやること。僕らはもっとさりげなくする。
何も言わずに、気付かれずにコッソリ。でも、それでいいんだ。優しく出来るだけで満足。わざわざ言ったら、好きってバレそうだし。
それに、いつか偶然気づいてもらえたらいいんだ」(プログラマー/24歳)
奥手男子だって、気になる女子には優しくしてあげます。が、堂々とはできないのが彼ら。バレないようにこっそりとヘルプ。まるで妖精さんかなにかでしょうかね。
「あれ、ゴミ捨てたっけ?」、「あれ、こんなところに傘が!」ひょっとしたらあなたを好いている男子の仕業?
3.さりげなく同じ帰り道で偶然会おうとする
「ストーカーみたいに跡をつけるとかではまったくなく、たださりげなく彼女が帰り道で通りそうなところをゆっくり歩いていたりする。大学から駅までの道とか」(大学生/22歳)
え、ストーカーと同じ? ノンノンノンノン! 彼らにはストーキングする勇気はありません。できるのは神頼み。あなたからの「あれ◯◯くんも帰り? 奇遇!」をいっつも待ってるんやで。
4.恋だって全力応援だっ!
「すぐに付き合ってもらったりなんてできるとは思ってない。だから、もしもその女子に好きな人とかができても一生懸命に応援する。失敗させて俺のとこに来させようとかそんなつもりもない」(営業/24歳)
心のなかでは血の涙を流しながら、「頑張れ、付き合えるよ!」と健気に応援。
こんなのなかなかできることではありませんね。むしろ、本当に本当に好きだからこそなせる技。拍手!
おわりに
いかがでしたか?
たしかに彼らには女子をキュンとさせる強引さが足りないのは否めません。
しかし、どう見てもその気持ちは誰よりもまっすぐ。奥手男子のほうが、みなさんを幸せにできると思うんですが、どうでしょうか?
まあ、みなさんが奥手男子を選ぼうと思っても、相手の好意に気づくことがそもそも困難なんですけどね……。
(川上ぽこひろ/ハウコレ)