こんにちは、森もり子です。
最近ネット上で大好きな人の情報を収集したり行動を監視したりする「ネットストーカー」が増えています。
大変恐ろしい存在のように思われますが、好きな人のことを知りたいという気持ちは誰もが持っているもの。
つまり、誰でもネットストーカーになってしまう可能性を持っているのです。ではその境界線はどこにあるのでしょう?
今回は、今まで「彼氏を追い込む彼女」をテーマに漫画を描いてきた私が、これまでの取材に基づき、facebookでやってしまいがちな行動を例に、アウトorセーフの境界線を考えました。
大きな基準として、好きな相手に対して多くの人が自然にとってしまいがちな行動はセーフ、それに比べて「調査」「分析」「要求」「収集」などのより能動的な行動を含む場合をアウトとしています。
1.セーフ:好きな人の友だち一覧を眺めてしまう。 アウト:好きな人の友だち全員をチェック。
好きな人にどんな友達がいるのか、特にどれだけ異性の友達がいるのか、ということを知りたくなってしまう気持ちは当然といえます。
ですから、好きな人の友だち一覧をざっと眺める行動はそれほど珍しくはありません。
しかし、友達を一人ひとりクリックして「この人は地元が一緒だから中学の友達だな」とか「もしかしてこれって高校時代の元恋人なんじゃないのかな」などと調査してしまうとアウトです。
2.セーフ:投稿を必ずチェックする。 アウト:投稿を日時含めて必ずチェックする。
好きな人の投稿が流れてくれば誰だって見てしまうものです。それを見て「こんなところで遊んだんだなあ」とか「楽しそうだなあ」と思ってモヤモヤするなんてことは普通です。
しかし「昨日の22時頃に渋谷で遊んでいたのか…近く行ったら会えたんじゃないか」とか「金曜の夜に女の子と一緒に遊んでる…ということは…」などと分析し始めるとアウトでしょう。
3.セーフ:思わずいいね!をしてしまう。 アウト:思わずコメントをしてしまう。
好きな人の行動にいいね!と言いたい気持ちは当然ですし、「いいね!ボタンを押す」という行為はとても緩やかなコミュニケーションで、気軽に行えるものです。
そこに投稿を見たことをアピールするという下心があったとしても、許容範囲と言えます。
しかし、思わずコメントをしてしまう、これは相手からの返信を引き出すというかなり強いコミュニケーションになります。
特に言うべきことがあったわけでは無いけれど、コミュニケーションを取りたいから思わずコメントをしてしまい、相手の返信を要求してしまっているならアウトでしょう。
4.セーフ:過去のアルバムを見てしまう。 アウト:写真を保存してしまう。
好きな人が自分と出会う前にどんな感じだったのか、気になる人は多いと思います。
過去のアルバムを見て「昔は結構髪が短かったんだなあ」なんてニヤニヤしてしまうのは、比較的ノーマルな行動だと言えるでしょう。
しかし、「お、この写真いいじゃん、よし保存しよう」と好きな人の写真をどんどん保存してしまい、自分の収集癖を満たそうとしてしまうと、もうこれはアウトでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?アウトの行動に心当たりはあったでしょうか?自分の行動を振り返るきっかけにして頂けると幸いです。SNSは健全に使っていきたいですね。
(森もり子/ハウコレ)