10代の頃は特に何もしなくても肌もキレイでスタイルも良くてモテていたという人でも、歳を重ねるに連れてメイクやケアが必要になり、更に進めばそれでは追いつかないようになってきます。
「年を重ねてもキレイな女性」になるためには、若い時にどんなことを意識して過ごせば良いのでしょう?
そこで今回は、美ブロガーの大野梨咲さんによる『「あの頃より断然きれいじゃない?」と同窓会でささやかれる女の秘密』より「年を重ねるごとにキレイになる女性の秘密」についてご紹介します。
1.外見をアップデートする
「年を取ると色々なものが変わってくるのを知りながら、まだまだ自分はそれほど変わってないわ、と思うちょっとだけ甘い気持ち。
その気持ちは、きっと誰もが持っているものだけれど、はたから見れば変化は隠しようがないわ。この変化に対応しきれていない人がなんと多いことか。
(中略)まず外見の変化に先回りして手を打ち、遅らせていくこと。外見の変化を見つめて、上手にカバーする方法を身につけること。
そして、その時代に合った美の基準を自分の中に取り入れること。」
アップデートすると言うと「どういうこと?」と思いそうですが、例えば高校生の頃にしていたメイクと変わらないままのメイクを20代半ばになっても続けていると違和感がありますよね。
このように年齢に合わせて着るものやメイク方法や色遣いなどを変えていくこと「アップデート」と呼び、年を重ねるごとにキレイになるためには必要なことなよう。
年齢に合わせてファッションやメイクは見直して。
2.幸福感を持つ
「幸せなオーラをまとっている人は美しく見えるのよ。周りの人は、この『その人がまとっている空気』も見ているものなのよ。無意識のうちに。
人は目から入る情報だけを美しいと思うのではなくて、『五感で感じる美』も理解できるものなのよ。
(中略)人は自分ではきづかない間にそういうものを判断材料のひとつにしているし、無意識のうちに幸福感のある人のほうが美しいと感じているものなの。」
例えば、恋をして幸せそうな友達と、彼と別れてマイナスなオーラを背負っている友達では、会った時に話をしなくてもなんとなくわかりますよね。その違いが「キレイ」と思ってもらえる秘訣なんだそう。
若い頃には「幸福感がキレイを作る」と言っても実感が少ないかもしれませんが、年を重ねていくうちに差になって表れるようです。
「幸せだな」「ありがたいな」と思える時間を持つように意識してみて。
3.女性としての厚みを持つ
「学生時代には許されたけれど大人になると許されないこと。あるいは、若い時には免除されているのに、大人になるとふりかかってくること。
言葉づかいもそうだし、ファッションもそう。人生の試練への上手な対処なども含まれるわ。こういったことに対応していけない人は、やはり『きれい』とは言われないと思うのよ。」
言葉遣いがひどくても学生の頃ならまだ「子どもだから」と許されたかもしれません。
でも、社会人になってから言葉遣いやマナーがなっていなければいくらキレイでも「きれい」とは思ってもらえないということですね。
女性として厚みを持つためには、知性や良い経験を積むなど日々を一生懸命生きることで得られる要素を身につける必要があるようです。
4.「慣れ」に埋もれない
「あなたが体験したすべての事柄が蓄積して、美を作るのよ。だから日々の生活から質の良い刺激を全くなくしてしまわないことが大切なのよ。
良くも悪くも、自分の心が『新鮮だ』と感じられるものを日常で常に経験することが、一番大事なことなの。『居心地の悪い場所をたくさん経験する』と置き換えてもいいと思うわ。」
「居心地が良い場所」は「既に慣れている環境」と言い換えることができます。その環境に居続けるのは快適ですが、後々長い目で見ると、キレイを遠ざけてしまっていることになるんですね。
少し敷居が高い場所や緊張する場所など、あえて「居心地の悪い場所」に身をおく時間を作ってみて。
おわりに
30代、40代になってから慌てないためにも今、気づいた時から意識して毎日を過ごしていくことが大切なんですね。
年を重ねてもキレイで居続けることができるように、これらのことを心に留めておいてください。
参考図書:大野梨咲著『「あの頃より断然きれいじゃない?」と同窓会でささやかれる女の秘密』PHP研究所
(栢原 陽子/ハウコレ)