非モテであることは、別に悪いことでもありません。しかし、「自分はモテないから」とちょっと気になる人ができても諦めてしまっていたり、様々なことに後ろ向きになっているのだとしたら、少し考えもの。
いつもより少し丁寧にメイクをする
「見た目にものすごくコンプレックスがある私は、メイクの時間を大切にしています。もちろん、それで美人になれるわけではありませんが(笑)。でも、『ああ、私も女なんだな』と思える瞬間を作ることで、女としての自分に自信を持たせているのです」(24歳/美容師)
メイクを丁寧にすることは、改めて、「自分は女性なんだ」ということを実感させてくれます。メイクで綺麗になろうと思うのではなく、メイクをすることで女性として生きる楽しさを思い出す。これが肝心なのです。
非モテ女子が前向きになるために大切なのは、少しでも女性としての自信をつけることだと思います。
自虐ネタに走りすぎない
「非モテをこじらせすぎて、常に自虐ネタばかり言っていたのですが、同じように自虐ネタを言う女友だちを見て、ちょっと引いてしまったんです。もしかすると、私もこんなふうに見られているの? と思い、それからは自虐もほどほどにするようにしました」(28歳/事務)
女芸人さんのようなプロが言う自虐ネタは、おもいっきり笑えます。しかし、私たちは自虐で笑いをとるプロではありません。
たまに言う軽い自虐は笑えても、常にガチの自虐を飛ばされまくっては、周りも引いてしまいます。開き直った非モテ女子に多く見られる自虐ネタも少し封印してみてはどうでしょうか。
ネットの世界から離れてみる
「ネットで非モテ女子に対する厳しい意見を見ては、『私ってそんなに需要がない女なんだ』と落ち込んでいたのですが、よくよく考えたらリアル社会でそんなこと言われた経験ないよな、と。ネットの言葉を鵜呑みにしすぎると落ち込んでしまうので、最近はSNSやまとめサイトを見るのは控えています」(30歳/広告)
ネットの世界は、簡単に情報が手に入るというメリットがある反面、一度に多くの情報が目に入るため、何が自分にとって本当に必要な情報なのかが理解しにくいというデメリットがあります。
ネットの言葉を鵜呑みにしがちなのであれば、一度、その環境から離れてみることをオススメします。
意識して前向きな姿勢をとる
「ちょっとしたことで『だから私はモテないんだ』とか『一生独身かも』とマイナス思考になる癖があった私。でも、友だちに『まずは姿勢から前向きにしなよ』と言われ、胸を張ったり、下を見て歩かないように意識してみたのです。確かに、前よりはくよくよ悩むことが少なくなった気がします」(25歳/アパレル)
日常生活の中で、下ばかり向いて歩いていませんか? そんな歩き方をしていても、気持ちが落ち込んでしまうだけです。自分に自信が持てない非モテ女子が簡単に自信を持つためには、まず、姿勢から前向きになって、それを習慣づけることが大切なのです。
おわりに
見た目にコンプレックスがあったり、辛い恋愛を経験した過去から、非モテ女子として開きなおってしまったという女性の気持ちも痛いほどわかります。でも、モテることだけが人生のすべてではありません。というより、大勢からモテるより、ひとりの男性から大切にされる方が絶対に幸せなことだと私は思います。
そのためにも、まずは、自分が女性であることをもう少し楽しんでみてはどうでしょうか。
(LISA/ハウコレ)