コミュニケーションにおいて外見は重要ですが、会話においては口からどんな言葉や声が漏れ出すかも大切です。
1.はぁー・・・
「ため息をつかれるとこっちまで元気がなくなるから、近くにいたくなくなっちゃう」(20代/会社員)
「なんかあったの、とか聞かれたいのかな?
ため息をついてる人の話は、愚痴とかずっと言いそうで聞く気になれないな」(30代/クリエイティブ職)
いつもいつもため息をついてると、話しかけたらネガティブな話題ばかりあふれてきそうと敬遠されてしまいます。楽しい会話がイメージできないため、男性と会話する機会を遠ざけてしまっているのです。
とはいえ、普段頑張っていたり努力している人が、ふとため息を漏らすのは「どうしたの?」と声をかけたくなるようです。
ため息は、もう辛抱たまらないってときだけにしましょう。
2.すみません・・・
「とりあえず、言っておけば丸く収まるとか思っていそう。
自分が悪くないときに言う『すみません』は逆効果」(30代/会社員)
「被害者意識が強くて関わったらめんどうくさい気がする。
楽しい恋愛ができるイメージが沸かない」(20代/アパレル)
自分の非を認めるというポジティブな意味ではなく、口癖のように使っている場合はマイナスイメージのようです。
悪くないのに謝っていると、被害者意識に囚われている印象が男性に伝わってしまい、暗い印象を与えるようです。
そのため、一緒にいて楽しくなさそうだと思われてしまい、男性の距離が離れてしまいます。
すみませんと言えることは悪いことではないので、自分に非があったときにだけ真摯に言うようにしましょう。
3.チッ・・・
「クセみたいに舌打ちする人がいます。いつもイライラしていそうですぐに怒りそう…怖い」(30代/SE)
「沸点が低すぎないですか?聞いてる方が舌打ちしたくなってしまう」(10代/学生)
舌打ちはネガティブなだけでなく、攻撃的な印象を与えて周囲を不快にするため、そもそも使うこと自体がオススメできません。
また、頻繁に使っていると機嫌を損ねやすい人だと思われるため、相手にいちいち気を遣わせてしまいます。
そうなると、一緒にいても話しても顔色ばかりうかがわなきゃならないため、相手は楽しく過ごすなんて過ごせなくなります。
何気なく舌打ちしている人は、どれだけのデメリットがあるかを一度考えた方がいいでしょう。
4.ボソボソボソ・・・
「なにを言ってるのか聴き取りづらい。しかもすごく声が低いし…呪文を唱えてるみたい」(20代/美容師)
「元気が吸い取られてしまいそうになる」(20代/会社員)
声のトーンはコミュニケーションにおいて相手に与える印象は大きいため、声が極端に小さかったり低いトーンだと暗い印象になりがちです。
そうなると会話自体が弾みにくいので、男性との会話の機会を減らす原因となります。
また、聞き取りづらい声だといちいち相手に確認する手間を取らせるため、スムーズな会話を妨げてしまいます。
いつでも元気いっぱいに話す必要はありませんが、最低限相手が聞き取りやすい声で話す意識はしましょう。意識するだけでもずいぶん違います。
おわりに
一言で相手の心を沈ませる効果はまさに呪文です。しかも相手だけでなく、言っている本人の気持ちまで沈めてしまうのですから、おたがいにとってデメリットです。
つい口にしている人は要注意です。男性との距離を感じているとすれば、原因はネガティブ呪文を唱えているからかもしれませんよ。
(大西 薫/ハウコレ)