男性はプライドの生き物です。女性には不可解に映ることも多々あると思います。「なんでそんなことにこだわるんだろう?」とか、「なにが楽しいの?」なんて思うこともあるはずです。
1.「もっとがんばってよ」
「自分の今やっていることを否定されている気がして相当落ち込む」(20代/事務職)
「もっと金稼いで、だとか暗にそういうことをいわれてるのかなって思う」(30代/技術職)
「がんばってるんだよ…がんばりが足らないかもしれないけど…ほかにかける言葉はないの?」(20代/販売職)
がんばってよ、ということは現状では足りていないということを男性に捉えられがち。
もし今がんばってる相手にそれを言うと、まったく認められていない気持ちになって落ち込んでしまうようです。
2.「こんなこともできないの?」
「言われた瞬間、なにかが音を立てて崩れるような気がした。」(30代/技術職)
「なぜかものすごく落ち込みました。しばらくうわの空で生返事ばっかりしてたら、彼女が怒って帰りました。」(20代/学生)
「…できないこともあるのに、認めてもらえないんですかね…」(20代/技術職)
実力がないことを意味して指摘されると、他者よりも劣っていると感じて男性は深く傷つきます。
男性は競争する世界で生きてきたため、競争において不利なことを指摘されるのは致命傷といえます。
3.「気が小さい」
「頼りないって言われているんでしょうか。男としての魅力がないってことでしょうか?」(20代/技術職)
「すごく弱い人間だって言われてる気がして傷ついた。…けどどうしても言いかえせなかった」(20代/販売職)
「グサッと…心に刺さった針がしばらく抜けなかった…」(10代/学生)
弱い存在だといわれれば、男性は頼りない存在なのだと自信を失ってしまいます。
けっして「そういういちいち凹むトコがダメなんだよ」などとは言わないように。火に油を注がないように。
4.「見た目が○○」
「背が低いのはコンプレックスなのに、平気で言われるとどういうつもりなんだろうって…」(20代/技術職)
「イケメンが通るたびに俺になにか言ってくる。俺の方が劣ってるねと言わんばかりに。」(10代/学生)
「そのシャツどこで買ったの?ってスゴイ低い声でデート前に言われた。一緒に歩きたくなきゃ帰れよと言えなかった」(20代/営業職)
見た目が劣っているといわれるのもプライドに関係することなのでしょう。
逆になに言われても気にしないというのは、それはそれで見た目を捨ててしまってる気がするのでどうかと思います。
だからこそ、見た目を気にしているのは悪いことだけではないなので、いい方向に向かうようにオシャレを手伝ったりしてあげてください。
5.「ちょっとジャマ!」
「一言言われただけなのにものすごく嫌だった。」(20代/販売職)
「存在を否定されてるように感じるのは僕が小さい人間だから?」(30代/技術職)
「言い方ってもんがあるだろうに。ジャマって…」(20代/営業職)
一見何気ない一言に感じるかもしれませんが、ジャマという言葉は存在を否定しているようなニュアンスがあるので、男性にとってダメージは舐められたものじゃありません。
おわりに
「こんな一言で…」と思った方もいるでしょう。
しかし、けっしてあなどらないように。
男性は、女性ではなく男性です。別の生き物です。ならば、女性がなんとも思わない言葉でも大ダメージを受けることはあります。
それに、男性の誇り高きプライドを傷つけないように気遣ってあげられる女性は、重宝されますよ。
(大西 薫/ハウコレ)