恋人同士、いろいろあるものです。楽しく微笑む時間ばかりならいいですが、時には険悪な雰囲気にもなっちゃうこと、ありますよね。
1.「少し外の空気を吸わない?」
「彼女に対してムカついちゃった場合、その場に留まってるとキレたまんまの気分で過ごしちゃうから気持ちが切り替わりにくいんですよ。だから場所を移してくれれば、気分転換にもなりますね」(20代/クリエイティブ系)
たとえば部屋でケンカになっちゃった場合、2人きりで重い空間に居続けると息が詰まっちゃいますよね。
そういうときは外に出て、気分を一新しちゃいましょう。
広い場所や和やかな場所、人のいる場所にいくのがいいですね。公園やカフェに行けば、気分も変わるものですよ。
2.「あなたは私の〇〇に怒ってるのね」
「こっちが何について怒ってるのか理解してくれれば、気持ちは落ち着いていきます。相手に分かってもらえてないって気持ちが、怒る原因の一つですから。ちゃんと相手の口から原因について聞かせてもらえれば、『分かってくれてるんだな』って思えますからね」(30代/商社)
相手の怒りのボルテージが上がっていると、こっちも思わず反論したくなりますよね。
けれど、同じテンションで言い合っているとヒートアップするばかり。
彼の気持ちを静めるためにも、自分を冷静にするためにも、相手の話を聞く姿勢を心がけましょう。
3.「あなたの気持ちを分かってなくてゴメンね」
「こっちが怒ってることに対して、彼女が一向に認めなかったらイライラします。だから、こっちの言い分は認めてほしいですね。別に下手に出てほしいわけじゃないですよ。こっちの気持ちを分かってもらえてなかったことに傷ついてるんです」(20代/公務員)
「私の気も知らないで!なによ!」という気持ち、グッとこらえてましょう。
相手に気持ちを知ってほしければ、まず相手が怒ってる気持ちを理解することが大事です。
怒ってるときって、相手に気持ちが伝わらないから「分かってよ!」って気持ちが募りますよね?
だからその募った気持ちを解消してあげるんです。そうしたら、男性も「いや、俺も分かってなかったからさ…」といった具合に、女性の気持ちを察する余裕が生まれるものです。
4.「〇〇すれば良くなるかな?」
「怒ってるときって、現状に不満を抱いてるときじゃないですか。つまり、改善を求めているわけです。だから、改善する予感があれば『…前向きだな』って気持ちになります。怒ってる私が恥ずかしくなるくらいです」(30代/専門職)
「こっちはアンタに変わってほしいんですけど!」って気持ちは、女子会のネタのために温存しておきましょう!
とにかく、相手の怒りを鎮めてあげるのが先決です。そのためには、ウソでもいいです。怒りをこらえながら、相手の言い分を認めている体を装って。
おわりに
ケンカのときって相手のテンションに応じて、私たちも言いたいことブチまけたくなりますよね。
けれど、それだと状況は悪化するばかり。激しい銃撃戦を繰り広げるだけです。
それよりも、こっちが大人になって彼の話を聞いてあげる立場になれば、男性は素直に大人しくなります。
女性の方が大人なんですから、「大きな子供がご機嫌損ねちゃったわ」くらいに思いながら、華麗にあやしてあげてください。
(大西 薫/ハウコレ)