山羊座の世界観
山羊座が司るのは「時間と結果」です。人生という限られた制限時間の中でどんな結果が出せるのかを考えながら、ベストを尽くそうとしています。長期的な計画で動こうとするのは、間違いや迷いで時間を無駄にしたくないからでしょう。人から認められる自分を目指し、現実的な自分を追求します。
静かなる野心
負けず嫌いというわけではありませんが、一人前として認められ、優れた部分への正当な評価を望んでいます。有力者へのリスペクトも高く、そうした人々の中で恥ずかしくない自分であるための努力を惜しみません。地道に自分を磨いて、世間並以上のステータスを持とうとします。恋をするなら結婚を考えられる相手がいいという発想も、人生の歩みを無駄にせずに進めたい気持ちがあるからなのかもしれません。
不器用なまでの真面目さ
どんな時にも冷静な山羊座は、トラブルへの備えも怠らないスマートな人です。賢い上に努力を惜しまないという最強の強かさと可能性を秘めています。責任を負うごとに成長していきますが、必要以上のプレッシャーを感じて心身を消耗することもあるようです。
眠れぬ夜を過ごし、せっかく眠ったとしても仕事や悩みに絡んだ夢を見てしまい、身体を休められなくなりがちです。肩や腰がガチガチな凝り性が多いのはそのせいなのかもしれません。
時間の使い方が上手な山羊座ですが、オンとオフのめりはりをつけられるように、自分に合ったリラックスできる法を知っておくことも大切です。定期的なマッサージや癒しの時間なども、予定に組み込めるといいのかもしれません。
山羊座の魅力
現実的な価値観を持ち頼り甲斐のある山羊座は、地に足を着けて、決めた道を真っ直ぐに歩いていきます。障害や邪魔が入っても、それを乗り越え、必要に応じて道を正しながら進んで行くでしょう。
起きたことを見つめてそれに対応するスキルがあるので、物でも人でも、ニーズに対して使えるか使えないかの判断が自然にできてしまうようです。感情に流されることを嫌い、ドライでロジカル、場合によっては冷たい人という印象を持たれることもあるでしょう。
打算的な人だと思われる場合もありそうですが、それは、実際の問題と向き合ったとき、同情や感情の乱れが判断を誤ることを知っているからなのです。感情表現を怠って誤解を受けることもありそうですが、痛手を大きくしないための山羊座のシビアな判断は、様々な状況で周囲の人々を救っています。親しくなるとチャーミングな部分を見せてくれるのが山羊座です。
おわりに
「山羊座の魅力」はいかがでしたか? 見た通り、感じたままの人物が、人のすべてではありません。相手のことが少しでもわかれば、意外な共通点や話題が見つかることもあるはず。どんな人とも心地よく過ごせるように、お役に立てて頂ければ嬉しいです。
シリーズの4回目では、「水瓶座の魅力」をご紹介する予定です。お楽しみに!
(LUA/ハウコレ)