ランチに行ったら出てきたゴハンをパシャッ。カフェのラテアートをパシャッ。イルミネーションを見たらふたりでパシャッ。
街中でパシャパシャと写真を撮ることはたくさんあると思います。目で覚えていてもいいのですが、すぐ忘れちゃったりするのでとりあえず「撮っとこ」となることは多いですよね。
さてそんな写真について男子を取材していると、ぼやきがちらほらと聞こえてきました。一体何に不満を持っているのかご紹介したいと思います。
1.自撮り棒はまだ早い!
「自撮りはいいけど、自撮り棒使うのはキツイよね。最近彼女が買ったんだけど、とってるときにジロジロ見られて、周りからのうき具合が半端じゃないから恥ずかしい。
そこまでして撮りたいなら、ほかの人に頼む方がいいと思う。そのほうがよっぽど恥ずかしくない。」(20歳/学生)
韓国ではもうメジャーとなっているらしい「自撮り棒」。これを使えば顔がドアップにならず、背景もしっかり入るので確かに機能としては便利そうです。
ですが、コレを使って彼女と一緒に撮影するとなると話は別なのだとか。確かにまだ日本では珍しい存在なので、写真を撮っているときに周りからはジロジロ見られそう。
「写真撮ってもらえますか?」と知らない人に声をかけるのはちょっと緊張しますが、恥ずかしさレベルとしては自撮り棒のほうが勝ると思っている人は多いようです。自撮り棒、まだ買うのは早いかも。
2.プリクラ加工をトップ画にしないで
「プリクラの写真をSNSのトップ画にするの子ってすごいよね。実物とあったときにガックリきちゃうもん。よっぽど自分の顔とスタイルに自信があるか、プリクラの自分を真の姿だと勘違いしてるかだよね。」(20歳/学生)
目を大きく、顔を小さく、足を細く・・・女子の三大美容欲求を満たしてくれるのが最近のプリクラ。どれだけ性能の良い一眼レフでとっても起こせないミラクルをたった数百円で起こしてくれるのがプリクラです。
ですがこのミラクル機能、残念ながら男子の目には搭載されていないため、現実では加工はかけられません。
自分からハードル上げて、男子をがっかりさせないためにも、プリクラ写真をトップ画という目立つところに持っていくのはやめましょう。
3.何をコメントしたらいいか分からない
「彼女が食べ物や飼っている犬の写真をほぼ毎日送ってくるけど、なんて反応したらいいかわからない。何を求められているのかわからないから、とりあえず無視してたら最近キレられました。」(26歳/エンジニア)
愛犬の写真や、作ったご飯の写真に対して欲しい言葉は、「可愛いね」「美味しそう」「散歩?気をつけてー」「今度それ家で作ってよ」などなど・・・なんでもいいんですよね。
でも男子は「ん・・・?ま、いっか」と既読スルーしてきたり「前に見た」と的確な指摘をしたりしてしまいます。
単にコミュニケーションをとりたい・・・!という気持ちは伝わりづらいようなので、既読無視されることへの耐性をつけてはどうでしょう?
4.俺を前に押し出すな!
「ツーショットを撮るとき、彼女が俺の肩に手を添えて、俺を前に押し出すんです。いつも!わかってるんですよ・・・あれは遠近法で俺の顔をよりデカく見せようとしてるんです!せこい、せこすぎる・・・」(21歳/学生)
複数での写真撮影のときはそのポジショニングで静かな小競り合いが起きがちですね。
みんなできるだけ体1つ分後ろに行こうとしますから。
そして、この傾向は男子も同じのようです。顔がデカイと言われて嬉しくありませんからね。
あからさまに彼をデカ顔ポジションに押し出すとイラッとされてしまうので、肩に手を置いて甘えているように見せて自分は後ろに立つ、などの媚が必要かもしれませんよ。
おわりに
SNSが浸透したことで、写真を大勢の人にさらされる機会も増えました。ですから、できるだけ写真映りを良くしたいという思いは当たり前でしょう。
ですが、あまりにその思いが強すぎてしまうと彼から「えっ・・・」と引かれてしまうこともありえます。「私、普通かな?」と立ち止まってちょっと考えてみては?
(松宮詩織/ハウコレ)