人気作家・水野敬也(愛也)先生によると、男性が女性を好きになるのは「この女、落とせるんじゃね?」と感じたときなんだそう。
そして女性が隙を演出するには「おさわり」こそまさに究極の方法なんだとか!
今回はどんな男性でもその気にさせる「おさわり四十八手」のうちいくつかを、先生の著書「スパルタ婚活塾」より抜粋してご紹介します。
1.「ハイタッチ」
「共同作業を達成したときなどに行うおさわり。どんな状況にもこじつけて繰り出せるので積極的に狙っていくこと」
おさわりロード最初の一歩はこれで間違いなし。
目玉焼きにかけるのは醤油かソースか論争で彼と好みが合致したとき、おなじ場所にホクロを発見したとき、などなど日常にひそむ彼との共同感はすべてハイタッチに替えていきましょう。
2.「どっこいしょタッチ」
「座敷席などでトイレに立つ際、『ちょっとゴメンね』と男の肩を支えにして立ち上がる。この技にドキッとする男性は多い」
飲み会で高い汎用性を誇るおさわりです。場所が座敷でなくテーブルだったとしても、席を立つときには酔いを利用して「おっとっと」と彼に触ってしまいましょう。
また、「男性の隣に座る際に肩をつかんで横移動させる『スライドタッチ』」という技も。
3.「冷え性アピール」
「冷え性、という本来であれば女性の憎き特性を有効に活用。どれだけ自分の手先が冷えているかをアピールして相手にタッチさせる」
寒くなってきた今の時期にぴったりですね。デートの待ち合わせに遅れてきた彼にこんなに手が冷えちゃったよ、で一回、飲食店に入りお手洗いから出てきたあと、手洗ったら手が冷たくなっちゃったよ、でもう一回。
さらに先生によるとこの技は自分の「か弱さ」もアピールできるのだとか。
4.「パフュームタッチ」
「男が香水をつけていた場合などにブランド名を聞き、その流れで自分の手首についた香水を相手にかがせる動きでタッチする」
おさわりだけでなく、彼に自分の匂いを覚えてもらえる効果もありますね。
「さらに、手首の匂いをかがせると見せかけて、そのまま男の鼻に手首をぶつけるトラップタッチ『パフュームアタック』」も併せて披露し、彼にしっかりマーキングを施しておきましょう。
5.「焼き鳥の串で米国傭兵の度胸試し」
「男の手を押さえつけ、指の間にナイフに見立てた焼き鳥の串をガンガン刺していく。スリルによって男の気持ちを揺さぶることができる」
この度胸試しで誰しも遊んだ記憶があるのでは?万が一彼の指に串をぶっさしてしまった場合は、四十八手の一つ「ナイチンゲール」でしっかり彼の傷をいたわるのをお忘れなく。
おわりに
水野先生曰く、「男は『この女、確実に俺にホレとるなあ』を勘付くと気持ちが冷める。よって重要なのは、男に確信は持たせないが、『もしかしたら、俺に気があるんじゃないか』と思わせる、疑わしいけど証拠がない状態つくること」だそう。
そんな恋の完全犯罪を成立させる究極のおさわり。
上で紹介した以外の「ベイビータッチ」「ジョリジョリ確認」「逆サイドタッチ」などなど全四十八手は、ぜひ実際に「スパルタ婚活塾」で確認してみてください♪
(倉持あお/ハウコレ)
出典:水野敬也「スパルタ婚活塾」2014年・P311・文響社